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楽天市場 に 無印良品 出店 経済圏はブランドに利するか?

MUJIと楽天

  ある程度オリジナルのブランディングができているお店がショッピングモールを活用した際の親和性はみてみたい。先ほど良品計画が「 楽天市場 」に「 無印良品 楽天市場オンラインショップ」を 出店 した。この「無印良品 楽天市場オンラインショップ」では、暮らしの必需品である日用品を中心に、衣服、生活雑貨など「無印良品」のシンプルで品質の良い商品約200品目が販売されるとしている。

31カ国900店舗の 無印良品 。 楽天市場 にも 出店

 無印良品と言えば、1980年に西友のプライベートブランドとして誕生した「無印良品」に起源を持ち、今や企画開発・製造から販売までを行う製造小売業として、約40年に渡り、独自のブランドを築いてきた。

 衣料品から家庭用品、食品など日常生活全般にわたる商品群を展開し、その店舗数は2020年2月期現在、日本を含む31の国・地域で900店を超えていて、そのセンスは世界中から支持をされているのだ。

 今回の動きにより、ユーザーは「楽天市場」上で「無印良品」の商品を購入すれば、その買いもので「楽天ポイント」を貯めることができ、支払い時には貯まったポイントを利用することも可能となる。なお、気になる送料無料ラインは導入しており、3,980円(税込)以上の注文で、送料無料で商品が届くのだそうだ。

経済圏は独自の店で既にブランド確立している企業に利するか

 楽天市場と言えば、全国のお店に付加価値を与える仮想商店街として、自ら企業価値を高めてきてはいるが、無印良品においては、おそらくそのベクトルとは違う。なぜなら、上記のように、無印良品がオリジナルで店舗を持っていて、すでにファンを獲得しているからだ。

 とは言え、楽天経済圏を活用してのショッピングは、従来の無印良品の顧客とは違ったきっかけで購入する可能性もあり、また自らと違った客層を掴むことに繋がるかもしれないという側面を持っている。これも楽天が、経済圏を全面に打ち出してそこでの価値を提供する姿勢を打ち出していることへの一つの反応であると思う。

 大変申し訳ない言い方だが、楽天市場は、お洒落で洗練されたイメージが強くはないだけに、昨年来、ファッションウィークの冠スポンサーにも出ていることだし、新たなイメージを構築する上ではプラスになるし、お互いにとって新しい価値を創造する機会になれば、と思う。その意味で、この展開の行く末は注目したい。

 今日はこの辺で。

 

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