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東急ハンズ 洗剤要らずエコ精神 “洗たくマグちゃん” と握手

 「 洗剤をつかわない洗濯” 洗たくマグちゃん”」をご存知だろうか。東急ハンズは、SDGsの必要性が説かれる中で、この商品に着目した。この商品は、2019年に 東急ハンズ 全店でヒットしたもの。マグネシウムで洗う新発想の洗濯用品であり、ゴミも生まれない。洗剤をそれほど必要とせず、地球に優しいこの商品を前面に出して、プロモーションしようというわけである。

東急ハンズ も注目する 洗たくマグちゃん の魅力

”洗たくマグちゃん”は洗濯機に入れると、洗剤を入れなくとも 汚れを落とす。その仕組みは、高純度99.95%のマグネシウムの力により、水素を発生。弱アルカリ性の水を生成し、結果、水道の水が石けん水のようになる。汗や部屋干しの原因となる嫌な臭いを抑えてくれる要素もある。今までにないマグネシウムで洗う新発想の洗濯用品なのだ。

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東急ハンズと組んで、地球を守る活動に踏み出す

全国の東急ハンズ及び、 ハンズビー店舗計71店舗は、その製造メーカーである宮本製作所と組む。具体的には、キャンペーンを実施し「エコサイクル」活動を3月20日よりスタートさせる。

このマグちゃんはエコである。実は使ってからも地球に優しい。使用済みの同商品をマグネシウムを家庭菜園に利用できるようになっていて、個人単位でエコサイクルが実現できるわけだ。今回、この考え方と商品力に東急ハンズが共感したのである。今回は、家庭菜園を持たない「マグちゃん」利用者に対して訴求する。というのも家庭菜園を持たない利用者の使いどころがなく”ゴミ”にしていた使用済みマグちゃんに着目したのだ。それを自ら回収することで次に役立てる取組みを推進しようと。彼らはエコサイクル活動の協力パートナーとして、 手をあげたわけだ。

産業革命を起こし、様々な技術革新が進んだ。その一方で、様々な弊害を生み、そのより戻しが必要になっている時代背景。商品自体の評価もさることながら、「つくる責任・つかう責任」の観点から SDGsの達成に向けたエコサイクルを両社協同で推進するのは、今の時代に相応しい動き。2020年は、商品を通して起きるその地球を救うムーブメントに期待したい。