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ラジオ出演:DXで進む既存の価値の利活用

 77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演しています。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話したのは・・・今年の予想、、、

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■ある程度、コロナは収束はすると思いますが、既存の場所の利活用、みたいな考え方は広がりそうに思います。例えば、先日、JR東日本の大宮支社。

■駅ビル内の飲食店のスペースを改装するというんです。でも、その後に入るのは、店ではなく、宅配専用の拠点。以前、都市一極集中ではなく身近なところでも生活するようになれば、駅の役目も変わるわけなんですよね。

■それで前回、総括で原宿がシャッター街になりつつあると言いましたが、ここに人が戻ってきて欲しいな、と思う反面、一昨年に行った青森の十和田を思い出したんです。これは僕のぶっ飛んだ考えですが、原宿は無理に商店街でなくてよくないかなと。十和田もまた、シャッター街なんですけど、ネット系の産業だったり、地元メーカーの創設なりで街が荒んでいるわけではなく、実は商店街以外のところで町としての発展性を求めているんですよね。

■つまり、どのみち人口減なので、そういう空き家になったところを、ネット系のポップアップショップが埋めていくとか、必ずしも既存の使い道以外の価値観を持つべきなのかもしれないと思いました。その意味での利活用です。

■だから、昨年末、日本郵便も楽天と戦略的業務提携をすることを明らかにしたけど何気に、そこに日本郵政の増田さんもいて、郵便局で楽天モバイルを売ってもいいみたいな話をしている。

■逆説的なんですけど、だからチャンスは実はリアルに転がっていると思います。ネットなどで関係を構築してきた価値を最大限活かすための工夫を添えて、そこを今までの使い道ではない使い方を模索することで、ネットとともに跳ねそうに思います。

■じゃあ何すればいいの?って話を本当によく言われるんですけど、目の前のお客さんの半歩先を見て、想像することなんですよね。その答えは大事にすべきお客さんがそれぞれ違うので異なる。ただ、僕はそう聞かれていつもいうのですけど、人の中身の喜怒哀楽は普遍的。なので、その普遍的なものを揺さぶることが目標だとして、そのための手段を今の時代の要素と組み合わせて、置き換えてみるってことなんだと思います。

■話それますが、前、ライザップの瀬戸社長が、面白いことを言っていた。ライザップのライバルはポーツジムじゃないというのです。じゃあ何?と聞いたら、ラグジュアリーのブランド品だっていうのです。「きれいになりたい」という喜びのためのアプローチの仕方を彼なりに「置き換えた」わけですよね。だから、なんか新しい。

■世の中のツールは変わってきているので、昨今の動きから、その目標にたどり着く手段を考えてみるってことが、各々の2021年のヒットが見えてくるのではないかなと思います。

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。

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