なぜその発言をするのか。その人の意図を考えて話すことが大事な理由

人も物事も表面的な部分で受け止めちゃいけないなーと。脳科学者の茂木健一郎さんが堀江貴文さんの話をしていて、思ったんです。茂木さん曰く、彼って誤解されやすいんだよねと。
堀江さんは昨今、厳しい入国制限に対して徹底して、よくないと言い続けている。ですけど、それは自分の経験からだという話をしているんですよ。
元々、堀江さんは刑務所に入っていた2年があります。そこで自由が拘束されていたのを誰よりも強く感じたわけです。才能があるだけに、なおさら、それは強かったことでしょう。
つまり、茂木さんは堀江さんとのやりとりで気づいたそうです。堀江さんはなぜ、入国姿勢を厳しくすることに抵抗するのか。それは「自由が拘束されることで失われるものの大きさ」です。彼はそれを強く実感しているからなんだと。
ある種、入国制限は海外の人にとって自由が拘束されるに相当する。だから、彼は自分の経験にも照らし合わせて、敏感に「それは良くない」と言っているわけなんだと。極めて納得した次第です。
表面上の言葉尻をとって発言するのではなく、なぜ、そういう発言をしているのかを深く、考えていくことの大事さだよなあと。