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“ZOZOTOWN”購入品を3stepで“PayPayフリマ” 出品 可に

1. アパレル購入時代の新常識

アパレルを購入する際、「買うだけでなく、後で売ることまで見据える」流れが当たり前になりつつあります。ヤフーとZOZOは、このトレンドをさらに後押しする新機能を公開しました。両社が提供するフリマアプリ「PayPayフリマ」とファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が連携し、購入した商品を3ステップで簡単に出品できるようになったのです。

2. YahooとZOZOの連携効果とは?

今回の新機能では、「ZOZOTOWN」で購入した商品が、一定期間経過後に「PayPayフリマ」アプリ内の“持ち物リスト”に一覧表示されます。そこから各商品にある「出品する」ボタンをタップすると、そのまま出品フォームが立ち上がる仕組みになっています。

さらに「ZOZOTOWN」が持つ商品データを連携することで、通常必要な商品タイトル・商品説明・カテゴリー設定などが自動で反映され、出品時の手間が格段に減るのが大きなポイントです。

3. 3ステップで完了する“売る”プロセス

  • 1. 購入品表示:一定期間経過後、「PayPayフリマ」内の“持ち物リスト”に商品が表示。
  • 2. 出品ボタンを押す:各商品の「出品する」ボタンを押せば、自動で出品フォームが立ち上がる。
  • 3. 確認して出品完了:商品データが自動入力されるため、最低限の確認・編集だけで手軽に完了。

このように、ショッピングからリセールまでが一気通貫で行えるのは、ユーザーにとって大きな利便性向上につながります。

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4. キャンペーンで“売る”文化を根付かせる

本日より、「PayPayフリマ」に出品すると最大1,000ポイントのZOZOポイントがもらえるキャンペーンも実施されます。これにより、「購入 → 使用 → 出品」という流れをより一層定着させる狙いがうかがえます。

5. 古着への抵抗感が薄れる20代

特に20代を中心に、古着やリセール品に対する抵抗が減っています。デザインが良ければ発売時期はあまり問わず、自分のスタイルに合わせて自由に取り入れる時代です。Yahoo!ショッピングとフリマ機能の連携強化も含め、ヤフーは“経済圏”を広げる施策を継続的に推進しているといえます。

6. ブランドへの還元も課題に

一方、再利用が進むことで、デザインしたブランド側にも一定の還元がもたらされる仕組みが求められます。過去のデザインの再評価が、デザイナーやブランドの価値向上につながるような仕組みを整えていくことも重要な論点となります。ヤフーには、こうした“ブランドへの恩恵”も考慮したサービス設計を期待したいところです。

7. まとめ

  • 買う時点で“将来的に売ること”を考慮するアパレル購入スタイルが普及
  • 3ステップ出品機能で、ショッピング〜リセールまでがスムーズに
  • • キャンペーンによるZOZOポイント付与で“売る文化”をさらに促進
  • • 今後はブランドへの還元も含めた、より包括的なエコシステムが求められる

ヤフーとZOZOの連携が生み出す新しい買い方・売り方のスタンダードは、これからのアパレル業界の変革を象徴する動きといえるでしょう。

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