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おうち時間の増加でネット通販はどう変化した?――ヤフー調査から

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために外出自粛が求められ、学校の一斉休校や在宅勤務が広がりました。自宅で過ごす時間が増えたことで、ネット通販では何が売れているのでしょうか。ヤフーが公表したデータから見えてきた傾向を、いくつかのトピックに分けてご紹介します

1. プログラミング学習玩具の需要急増

2020年より小学校でプログラミング教育が必修化されました。子どもたちは自宅学習が増えたことも相まって、レゴなどのプログラミング学習玩具への注目が高まっています。ヤフーの調査によれば、これらの玩具の注文数は昨年比で3.2倍にも上るとのことです。学校で学ぶはずだった内容を自宅で補おうという保護者の思いが、プログラミング関連の商品購入を後押ししているようです。

2. 小学生向け参考書やドリルの注文増

一斉休校によって、子どもたちが自宅で学習する必要性が高まりました。これを受けて、ドリルや参考書といった学習教材の注文数も昨年比2.4倍に増加しています。中でも「うんこドリル」のように、楽しみながら学べるコンテンツが引き続き人気を集めているようです。

3. 外出自粛による運動不足を解消したい

自宅で過ごす時間が増えると、多くの人が気にし始めるのが運動不足。そこで再び脚光を浴びているのが、あの懐かしい「ビリーズブートキャンプ」。厳しいトレーニングで知られるDVDセットが再ブレイク中で、思うように運動できない現状を打開しようというニーズがあると考えられます。

さらに、動画を見ながら自宅でできる運動は多様化し、フィットネス関連器具も人気が高まっています。特に家庭用トランポリンは、大人も子どもも手軽に全身運動ができる点が支持されており、ヨガマットの需要増も、自宅トレーニングを取り入れる人が増えている現状を示しています。

4. “非常時”を“日常化”する心理的要因

これらの動向を見ていると、共通して浮かび上がるのは、普段行っていたことが突然できなくなったことへの**「焦り」や「不安」**です。外出や通学、通勤で得られていた体験や習慣を、何とか家の中で代替しようとする心理的要因が、ネット通販の動向にも反映されていると言えます。

  • 外でやっていたことを家で補う
  • 今までの習慣を維持したい

こうした思いが、新しい商品やサービスのヒットを生んでいると考えられます。

5. 今後のヒント

大きな傾向としては、ヤフーが示したデータにあるような教育関連・フィットネス関連への需要が顕著に伸びています。しかし、個人の趣味やライフスタイルに着目すれば、料理教室の代替としてオンラインレッスンを受けたり、DIYやハンドメイドなどに取り組んだりと、人それぞれに“おうち時間”の充実化が進んでいるはずです。

企業やショップ側にとっては、**「外で必ずやっていたことを、家で気軽に体験できるよう提案する」**ことがビジネスチャンスにつながるかもしれません。今まで当たり前だったことの“在宅版”を提案し、新たな需要を取り込むことで、ヒット商品が生まれる可能性が十分にあるでしょう。

まとめ

おうち時間の増加で、プログラミング学習玩具や学習教材、フィットネス関連の需要が高まっています。その背景には、日々のルーティンや習い事などを失った不安を解消したいという心理があるようです。企業としては、このような消費者の心理や需要を理解し、自宅でも楽しく快適に過ごせる商品やサービスを提案することが求められていると言えるでしょう。

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