昨今、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に伴い、外出自粛要請で、休校や在宅勤務となった。自宅で過ごす時間が大幅に増えたというが、ネット通販においては何が売れているのか。ヤフーから寄せられたデータが非常に興味深い。
学校への気持ちが、プログラミングの学習玩具に走らせ・・・
2020年、プログラミング教育が小学校で必修化された。これはプログラミング的思考を学ぶことで、順序立てて考えたり、試行錯誤したりして課題を解決する力を身につけることが目的としたものに光が当たっている。学習方法の多様化にともない、自宅でプログラム学習ができるレゴなどのプログラミング学習玩具の注文数は、昨年に比べて3.2倍となっているのだ。
小学生向けの参考書を購入させる
特に、2月末の一斉休校以降、自宅学習で使えるドリルや参考書は昨年に比べて2.4倍の注文数となっているという。やはり「うんこドリル」は安定の人気で、それしかり、楽しみながら学べるものが人気だ。
家から出ないから、運動不足が気になり始め・・・
そして、外出自粛や自宅勤務が続くと、気になるのが、運動不足。
そこで、簡単手軽に、動画を見ながら、、、という発想になるようで、懐かしい「ビリーズブートキャンプ」のDVDセットが再ブレイク中だとか。普段全く動けなくなった反動で、ビリー教官の厳しい指導が求められているのか、売れているようだ。
運動の仕方も多様性に満ちている
そして、動画だけではあきたらないのか、フィットネス関連器具も下記の通りだ。
人気は家庭用のトランポリンで、子供だけでなく、大人も使えるので、ジャンプすることで全身運動効果が期待できる。自宅でストレッチなどを行う人が増えたからか、ヨガマットも人気だという。
普段と違う“非常時”感が、普段と同じにしたい気持ちへと駆り立てる
このデータを見ていて、非常に顕著なのは「焦り」なのではないかと思う。勿論、通販全般、売上は伸びているようだが、今まで習慣的にやっていたことが、突如失われると、不安になるという心理的な要素も露呈していると思う。
だから、「外で必ずやっていたことを家に置き換える」という発想で探してみると、「やらずにはいられない」心理が働いて、次なるヒットが生まれるかもしれない。大きな傾向で言えば、ヤフーが調査した上に示したようなものかもしれないが、個々の趣味レベルで言えば、
料理教室だったり、もっと何かしら、やっていることはあるはずで、今ショップがやっている商品と紐付け、提案してみるのも「あり」だろう。
今日はこの辺で。
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