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虎ノ門横丁 LINE で脱3密 順番待ちと注文 “通知”してくれる

 昨日、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」がオープンして、新たな活気が生まれている。そこでの名店の話題はこちらの記事に譲るが、この記事ではその中で、食のランドマーク「 虎ノ門横丁 」において、 LINE 公式アカウントを利用した順番待ちと、注文・決済・呼出 通知 ができるサービスが提供されていて、密を避ける昨今の風潮に一役買っている。

虎ノ門横丁 では 順番待ちも注文 LINE で解決

まず「虎ノ門横丁」であるが、2020年6月11日に「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」にオープンした新たな食のランドマークである。「鳥茂」や「エレゾハウス」など、多店舗展開をしてこなかった東京の名だたる人気店26店舗が集結している。

一方、このLINEを使ったサービスは、ブレイブテクノロジーが提供する順番待ちサービス「LINEで順番待ち」に、セイコーソリューションズの「Linktoモバイルオーダー for フードコート」というサービスを連携させていたもの。つまり、利用者は順番待ちの整理券の発券や商品の注文、呼び出し通知、出来上がり通知を一つのLINE公式アカウントのトーク画面で受けとることが出来るシステムになっている。

LINEで順番待ちなどが済む

LINEで順番待ちなどが済む

やるにあたっては「虎ノ門横丁」のLINE公式アカウントを友だち追加するだけで、店舗一覧の中から目的の店舗を選び順番待ち整理券を発券するか、持ち帰りメニューから好きな料理を注文し決済を済ませトークルームに通知が届くのを待つ。待っている間は密集を避けて待つことが可能になるわけなのだ。

新しい生活様式は実は、リアルの価値を高めてもいる

また、「虎ノ門横丁」が満員の際には入場制限が行われ、店舗一覧に「満員御礼」を表示し、入場用の順番待ち整理券を発券するので、入場制限解除時には入場待ちの人へ一斉通知を送る機能も備えている。順番待ちと注文(モバイルオーダー)が1サービスとなり操作方法が統一されお客さんへの利用促進をしやすいサービスであるがゆえ、双方にとってメリットが大きい。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、新しい生活様式が言われているが、行動の変革を引き起こしているように思う。リアルな店舗で各所を眺めて楽しむのもよし、ただ、一方で予め食べる場所を決めて、デジタルのテクノロジーを通じて、スパッと目的を果たしてもいいように思う。そうやって無駄をしなくても済むだけのデジタルを活用した利便性の高いサービスを提供することは、結果、リアル店舗の付加価値もあげあられるではないかと思うのだ。

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