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捨てない整理 収納アドバイザー 米田まりな 著書で語る極意

 株式会社サマリーでは、サマリーポケットというサービスを提供しているが、興味深いのは、サービスだけではなく、的確な片付けを行うことで、人々に快適な生活スタイルそのものを提案しているところにある。というのも、同社には、捨てない整理 収納 アドバイザー・ 米田まりな さんがいて、書籍 『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンより出版)を執筆して、発売しているのだ。

米田まりなの収納術

米田まりなの収納術

まず、サマリーポケットは、一言で言うなら、クラウド上の倉庫である。専用ボックスに荷物を詰めて送ると、荷物は全てスマホの中へと入る。実際には、同社が用意した倉庫に預けられているわけだが、荷主自らが足を運ぶ従来のトランクルームとは異なり、宅配便を活用することで居住地域に関係がない。だから、預けたモノを確認するときも、取り出したいときも、自宅にいながらスマホ一つで可能である。クラウド上と書いたのはそんな意味合いからだ。

その執筆内容を少しだけ披露することにしよう。

「整理収納意識×モノへの愛情度」であなたの望む暮らしが分かる

昨今、「片づけ」ブームになっていることもあり、テレビや雑誌、本などから、さまざまな片づけ方を試すことができる。 しかし、やみくもに新しい方法を試すよりも、まずは自分の「片づけタイプ」を知ることが大切です。「整理収納意識」と「モノへの愛情度」で自分と、自分を取り囲むモノとの距離感は4タイプに分けられる。

1つひとつのモノに所有する意味を定義することができれば、モノをさまざまな収納方法を駆使して、適切な場所に収めることができます。すべて自分の手で触れ、1つひとつのモノに「自分がそのモノを所有している意味を書いたラベル」を背番号としてつけていく。

背番号をつける1つめの軸としては、大きく「使う」「使わない」で分類します。「使うモノは左へ、使わないモノは右へ」と、場所を意識しながら仕分けていく。

2つめの軸は「愛」。1つめの軸で「使わない」と判断されたモノを、「愛している」「愛していない」の背番号で分けていきます。こうすることで、自分と1つひとつのモノとの距離感が定義づけされ、収納場所の判断が明確になります。時間が経っても、背番号によって迷うこともなく、片づけがスムーズに行うことができる。

さらに使用頻度で細かく分類し、よく使うモノから順に、手の届きやすい場所に定位置を決めていきます。忙しくても散らからない収納術や、片づいた部屋をキープする技まで、幅広く紹介している。

整理することで、仕事の質が向上し、また生産性が高くなって、モチベーションも上がっていくことになり、その文化を構築しながら、サービスが存在しているのが、共感できるのである。