アイスタイル 提携 “STAFF START” 化粧品 販売員に活用
リアルで培った販売ノウハウはアパレルに限らず 化粧品 ブランドの販売員でも生かされることとなる。それを象徴する様に、先ほど アイスタイル は、「 STAFF START 」を運営しているバニッシュ・スタンダードと、業務 提携 を締結した。
STAFF START は アイスタイル との 提携 で 化粧品ブランド にも生かせる
バニッシュ・スタンダードは、「STAFF START」というサービスを提供しており、店舗スタッフがこのアプリを通じてコンテンツの発信ができ、これにより、オンライストアの売上を推進することが可能となる。また、同時に、アプリ経由での売上の可視化を実現することで、その実績を店舗スタッフに還元できるので、スタッフにとってもメリットが多い。
現在はアパレル業界を中心にサービス展開しているが、その数だけでも800ブランド以上の導入実績がある。年間流通総額は約400億円で、前年比3倍の伸びを記録しており、その必要性が高まっているのは言うまでもないだろう。
化粧品ブランドにとって、デジタルシフトは喫緊の課題
一方で、アイスタイルは、昨今の新型コロナウイルスの影響などから、自らが深く関わる化粧品ブランドにとって、デジタルシフトは喫緊の課題であるといえ、バニッシュ・スタンダードが提供する、STAFF STARTの独占窓口となることを通じて、実店舗で働くブランドの美容部員の情報発信による、下の図の通り、ブランド公式EC活性、及び店舗とECの融合をサポートするということなのだ。
今後は、また、上記の図のとおり、双方のデータベースの連携により、アイスタイルが提供するBrand Officialの拡充・強化も検討していく。アイスタイルは、購買実績という結果だけでなく、購買に至るまでのユーザーのプロセス全体を可視化できることで、これまで以上に、企業のマーケティング活動を支援できる様にしていく模様だ。
僕は、この動きは非常に大きな動きだと思っていて、というのも、例えば、アパレル店員も然りだが、ある一定の販売員としての経験をした先のその才能の活かし方が多様化されることとなり、リアルでの販売員としての価値も高くなる。
何が言いたいかというと、中には販売員はどうしても土日に休めないなどがあり、それが、理由で辞めてしまうなどということもなくはない。その点、ネット通販においてはその様なことはない為、働く側の多様化も後押しするのではないか、という意味でこうした動きは歓迎したいと思うのだ。
今日はこの辺で。