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成城石井の商品がAmazonで、最短二時間で

ネットスーパーの環境着々

 成城石井は、2022年3月2日(水)からAmazonとの協業により、Amazonプライム会員向けサービスとして、Amazon.co.jp上に成城石井オンライン販売(www.amazon.co.jp/seijoishii)を、東京都の一部地域(世田谷区、目黒区、杉並区、品川区、大田区、渋谷区、中野区 ※一部エリアを除く)を対象にスタートする。これは自らが行う店頭受け取りやUberEATSなどを活用した彼らなりのDX推進の流れを汲む新たな動きだ。

趣旨:成城石井の商品がAmazonで、最短二時間で

対象となるエリアに住んでいる「Amazonプライム会員」のお客様は、Amazon.co.jpのWEBサイトおよびAmazonショッピングアプリ上の「成城石井ネットスーパー」で購入するという形である。扱う商品は約3,000点の商品で、成城石井の当サービス配送拠点店舗で取り扱う、新鮮な野菜、果物、精肉、鮮魚などの生鮮食品から、自家製の惣菜やデザート、パン、直輸入ワイン、成城石井オリジナル商品などに及ぶ。

業務の流れとしては、お客様がAmazon.co.jp上の「成城石井ネットスーパー」で注文後、成城石井の配送拠点店舗にて担当スタッフがお客様に代わって商品をピックアップ。Amazonの配送ネットワークにて、注文から最短2時間でお客様の手元に届ける。お届け時間はご注文当日または翌日の12:00~22:00で、2時間単位で指定できる。

おそらくライフコーポーレーションと同じ流れなのではないかと思う。

・成城石井のネット通販は2007年4月〜

2007年4月よりスタートした、インターネット通信販売の「SEIJO ISHII.com」は、PCサイトやスマホ専用アプリから、成城石井の人気ナンバー1商品のプレミアムチーズケーキをはじめとするデザートやお菓子、調味料、直輸入ワイン・ウイスキー、オリジナル商品など3000アイテム以上の商品を注文。全国のお客様にお届けしている。

会員登録すれば、お買い上げ100円で1ポイントが付き、100ポイント単位でお買い物に利用できる(100ポイントで100円のお買い物が可能)。さらに月10,000円以上お求めいただいたお客様はVIP会員として登録され、「SEIJO ISHII.com」での取扱商品全品を5%OFFで買い物ができる。

・店頭受け取りも2019年〜

2019年10月に開始した、店頭受取WEB予約サービスの「SEIJO ISHII.jp」では、最大約130アイテムの商品を用意。

PCサイトやスマホ専用アプリから注文して、お客様ご自身がご指定の日時・店舗へ受取に来店してもらうサービス。

指定の日時にご来店いただく特性を活かし、お寿司やオードブルセット、熱々のピッツァなど作り立ての商品や、成城石井セントラルキッチンのパティシエの技が光るプレミアムなデザートシリーズ「シェフ・プレ」など、店頭には並べておけない、できたてがいのちの商品の数々を提供できる。

・UberEATSも2020年6月〜

2020年6月には、Uber Eatsをはじめとする社外各社のフードデリバリー・サービスの導入を開始。現在、約130店舗で最大約600アイテムの商品を、対応店舗からおよそ3㎞圏内のお客様にお届けしている。成城石井の当サービス対応店舗の担当スタッフがお客様に代わって商品をピックアップし、フードデリバリー・サービス各社のドライバーがお客様の手元へ。果物やデザート、惣菜、直輸入ワインやシャンパン・ビール、飲料など、いま食べたくなった、いま飲みたくなった商品を、手軽に注文できる。

この点、Amazonと楽天とで争っていくのかなと思っています。先日も、実は、楽天が提供するネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」への出店について、いなげやと合意に至ったとあった。

参考:楽天 全国スーパーに「いなげや」が出店

形は違えど、いずれにせよ、ネットスーパーでの支援なわけだ。Amazonはプライム会員の価値にして、楽天はポイント経済圏の価値にするわけで、プラットフォーマーがスーパーマーケットにも影響をもたらすのかなと思う。

Amazonの考え方に関する記事:家族を繋ぐ Amazon Echo Show その先に見据えるのは?東京駅で見た真相