ラジオ出演:アダストリアの戦略と「フォーエバー21」の再上陸とプランドゥにおける商品企画の鍵
77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演します。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話すのは・・・
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・アダストリアがECを「顧客接点」に進化させる
アパレル企業アダストリアが、「フォーエバー21」を日本に再上陸させるニュースが話題となっています。
アダストリアの強みは、リアル店、EC、ブランドコンテンツ、スタッフの4つの要素を連携させ、顧客体験を向上させる点です。ECは単なる売買の場ではなく、顧客との接点として活用されています。
顧客がリアル店で購入しそびれても、EC会員システムを通じてフォローアップでき、これがアダストリアの成長を支えています。また、データを中心に全体をつなげているため、全ての要素が強化され、最終的に購入に導かれる仕組みが確立されています。
アダストリアは、この戦略を「フォーエバー21」にも応用し、ブランド復活を図る計画です。さらに、ブランドの垣根を超えた1200万人の会員組織が存在し、相乗効果が期待されています。今後もデジタルを軸にした成長が期待される新たな動きです。
商品企画の鍵—感性とロジックの絶妙なバランス
商品企画においては、感性とロジックのバランスが重要です。
プランドゥという企業の事例では、感性に訴える「見せ場」と、効果を裏付ける「ロジック」を組み合わせた商品企画が成功を収めています。
たとえば、腰痛用インソールには、インソールの裏側に蜂の巣のようなハニカム構造という衝撃吸収を入れています。これが見せ場で、買いたい!とさせる。
しかし、実際には、踵が高く設計されており、力をかけずに歩行が楽になるというロジックが背後にあります。これにより、見た目だけでなく、実際の効果も高く、消費者の満足度が高まります。このバランスが大事なんですよね。
他の例では、バイオキューブという水槽の浄化商品があります。納豆菌を使った浄化効果が見せ場として注目されます。でも、実際の効果は「多孔質」の構造により、バクテリアが水を浄化することにあります。
感性に訴えながら、ロジックで効果を実感させる商品企画が成功のカギです。
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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。
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