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ラジオ出演:脱・ステレオタイプ

ラジオ出演:
77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演します。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話すのは・・・
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今年振り返って、、、そうですね。

キーワードは「脱・ステレオタイプ」ですね。少し前まで「大衆」こそ、企業が成長する上でのキーワードだったと思うんですけどね。

より多くの人にむけて発信をして、商売で言えば、それで多くの人に購買を促す事ができる。だから、産業が発展し、社会がまわって豊かになる。数こそ力だと。ある意味正しい。けれど、それはもはや過去の人たちが「その時代を生き抜くための術」に過ぎないような気がしているんです。

デジタルはいわば、価値観の最大公約数を導き出すものなのかなと。いろいろな価値観が細分化されている。そこには可能性があるから、僕らはそこで「発見」をしなければいけない。発見して、次の時代に繋げていかなきゃいけない。

なぜ、デジタルをやるのだろうとずっと思っていて、最近、答えが見えてきた。それは、僕らが人間的である為に、僕らはデジタルを身につけなきゃいけないんだなと。

それが2023年の大事なテーマのような気がしていますね、僕は。

そこを起点に、個々に認め合い、高めあい、尊重し合う文化がある。それこそが幸せであり、脱・ステレオタイプで疲弊しない世界。産業化のよりもどしをして、人々がもっと生きやすくなるのかなと思います。

トラコスの執行役員の人が面白いことを言っていて、「彼らはコールセンターで電話を重視しているのに、一方で電話はやめましょう」と言っているんです。

それが言えるのは、デジタルでデータ分析できて、

つまり、彼らは社員がデジタル武装することで、コールセンターの対応から抜け出し、付加価値のあるサービスを提供できた。コールセンターをやりながら、そこからお客様のデータを分析して、会社自体のボトルネックを洗い出し、そこでアドバイスすることを始めたわけです。

例えば、コールセンターでとある商品に関しての声をデータにして、分析してみた。するとその商品の“ある特定部分”に対しての声が多い事に気づいた。だから、彼らはその部分の素材を改善していくことをその会社に提案したのである。

それは、現場の努力の甲斐もあって、その会社での製造工程を見直すに至った。つまり、コールセンターの声が会社全体の業務の中身を変貌させたというわけである。いわば、その商品の該当素材をブラッシュアップすることで、品質と合わせて、ブランド価値を向上させたってわけです。

そうすると、勿論、コールセンターは大事。だけど、コールセンターに依存しない付加価値の高いサービスが提供できている。つまり、モード1の功績なのですと。

不思議な話なのですが、より人間的な世の中になる為に、デジタルを身につけようということです。それが2023年における大事なメッセージなのではないかと思います。

参考:DX の活かし方 データを活かした戦略でトランスコスモスが新たな強みを手に入れた理由

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身のあることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。
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