メーカー直販D2Cの台頭と藍×チョコレートの意外なコラボ――ECが生む新たな価値提供
BtoBからD2Cへ――メーカーの物流革命と“藍”チョコレートが示す新時代の顧客関係【FMドラマシティ「connect」】
77.6FM「FMドラマシティ」の番組「connect」では、エーデルワイスファームの野崎創さんが司会を務め、毎週木曜AM11時から話題のテーマを深く掘り下げます。僕は「アナザーエディション」というコーナーで隔週出演し、ビジネスや社会の最新動向を取材をもとに紹介。
今回注目したのは、ECの成長に伴い、メーカーが消費者と直接つながるD2Cモデルへシフトする動きと、デニムメーカーが藍染め素材をチョコレートに応用するユニークな試み。企業が顧客と新しい関係を築く時代において、どのような取り組みが生まれているのかを見ていきます。
1. BtoBからD2Cへ――メーカー物流の変化と新たな価値
これまで多くのメーカーはBtoBに注力し、問屋や小売店を通じて商品を流通させてきました。しかし、ECの台頭によりD2C(Direct to Consumer)を選択する企業が増加。
- • 新しい物流オペレーションの必要性: 消費者へ直接届けるため、ピッキングや梱包など従来と異なる工程が発生
- • セガトイズの下取りサービス: 「セガトイズエコプロジェクト」でおもちゃの下取りを行い、メーカーが顧客とダイレクトにつながる関係を構築
- • 小売店との競合を回避: 単なる価格競争に巻き込まれず、ブランドやサービスで差別化可能
メーカーが自社ECを展開することで、顧客データを直接取得しながら新商品開発やマーケティングに活かせる点がD2Cの大きなメリットです。
2. デニム×藍の再発見――チョコレートで文化と接点を広げる
デニムメーカーが藍染めに用いられる“藍”を食材として再度注目し、チョコレート商品を展開する動きも興味深い事例。
- • 藍の食用利用: かつては食用としても使われ、ポリフェノールが豊富で健康面に良いとされる
- • SDGsの文脈で訴求: 持続可能な素材活用として、ファッション業界を越えた新しい価値提供
- • 文化的つながりの強化: デニムの背景となる藍染め文化をチョコレートに応用し、顧客との関係をより深く・多面的に築く
単なるファッションメーカーに留まらず、食や健康、伝統文化という異分野を取り入れることで、顧客への新たなアプローチが可能になります。
3. 新時代のメーカー戦略と顧客との新たなつながり
BtoBからD2Cへの転換、そして藍をチョコレートに応用するといった試みは、どちらも企業が顧客に直接価値を届けるための工夫と言えます。
- • EC成長がもたらす可能性: メーカーが自ら販売・アフターケアを行うことで、リピート顧客やブランド忠誠度を高める
- • 異業種コラボの重要性: デニムと藍チョコのように、異なる領域を組み合わせることで新しいストーリーや市場を開拓
- • 持続可能な関係性を築く: 企業が環境や文化を意識した商品開発をすることで、SDGsへの取り組みもアピール
このような柔軟な発想が、これからのECやビジネスの可能性を大きく広げていくでしょう。
- 【FMドラマシティ「connect」番組情報】
- • 放送局: 77.6FM 「FMドラマシティ」
- • 番組名: connect
- • 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
- • 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
- 北海道を中心に放送されていますが、PCやスマホで全国どこでも聴取できます。
- • スマホアプリ: 「リスラジ」 → 「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
- • ウェブサイト: listenradio.jp → 「全国のラジオ局→北海道→radio TXT fm dramacity」
- • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要)
司会の野崎さんが「メディアは身近になったからこそ、継続して意味のある発信ができるかが大事」と提唱し、僕は「アナザーエディション」で隔週出演し、この熱意に共感しながら情報発信を続けています。
【まとめ】
- • メーカーがD2Cへ進む意味: 従来の卸売りから脱却し、物流オペレーションを自ら構築。顧客データを直接取得してサービス向上
- • 藍×チョコレートの異色コラボ: デニムメーカーが文化的背景を商品に活かし、顧客との新たな接点を作る
- • 未来のECとものづくり: 企業が消費者と“ダイレクトにつながる”時代、異業種・異分野のアイデア融合が大きな強みになる
BtoB主体だったメーカーがD2Cで消費者と直接向き合い、新しい価値を生む動きは今後ますます注目されます。また、“藍”の再発見のように、伝統や素材の再解釈がビジネスの可能性を広げる点も見逃せません。「connect」では、こうした先進的事例を取り上げながら、これからのビジネスを一緒に考えていきます。ぜひお楽しみに。