ラジオ出演：ワークマンがキャンプギアに？/リアルで完結するDX

77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送（毎週木曜AM11：00から）に出演します。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話すのは・・・

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一つ目は、堅実さと挑戦する姿勢だなと。

先日、ワークマンが新しいジャンルに進出するというので、その発表会に行ってきたのです。

それがキャンプギアというものなんですよね。あれ？キャンプをやっていなかったっけ？と思っていたのですが、実は、それはアパレル用品なんです。

キャンプギアというのは、要は、テントとかです。

すごいなと思ったのは、実はキャンプギアの商品は、生地を使ったものが多い。だから結果、アパレルと同じ素材を使えば、結果、材料費の「コスト」が抑えられるというのです。

また、キャンプギアでいいうとワークマンのような、例えば、防虫などの機能性を謳った安いものがないので、アパレルで培った機能性をテントなどに使えば、独自の個性を発揮できると。

面白いのは、これらの多くをEC専売にするそうなんです。ということはリアル店舗の出店計画を減らすのかというと、むしろ逆。出店計画を加速させる構えで、2030年までに1500店舗（ワークマン200/ワークマンプラス900/ #ワークマン女子400）を予定していると。

その理由は店舗受け取りをメインにするから、積極的に、受け取り拠点を全国に張り巡らせる予定なんです。すごいなと。

もう一つは、リテールAIという会社の話題です。この会社は小売店の『TRIAL」の関連会社で、うまいこと、関連会社のリソースを活かしています。
僕らはDXというとどうしてもECと絡めて考えるのですが、彼らはリアルの店舗でDXを完結させていて感心したんです。

まあ、オーソドックスなところで言うと、カートにセンサーがついていて、それをJANコードで読み取って、レジまでいくと、一瞬で会計が済むというものなんですけど、よくみるとカートにモニターがついているんです。

実はこのモニターに今、ピッとした商品に付随して、レコメンドが表示されるんです。しかも、それはクーポン対応させることすらできます。

なので、クーポン利用することをモニターにタッチして選択すると、その商品でピッと読み込んだ際に、クーポン対応になるらしいと。

それだけじゃない。カートは、顧客を知るデバイスにしているわけです。

ログインできるように促して、そのカートの決済金額に基づき、その近隣のキロメートルごとに、その平均の客単価を出せるようになっています。

だから、広告施策にいくらかけるかの参考をリアルの店舗で集めたデータに基づき、考えることができると言うわけなんです。

クロスセルとかも出せると話していて、清涼飲料水と何が買われたのかも出せる。だから、さっきのレコメンドと合わせると、もう、完璧に、リアルでありながら、ああ、これはECの世界なんです。

でも、それをリアルだけで完結させています。

ある意味、これはこれで凄い。それはリアルの「TRIAL 」というお店をもっているからこそ、理に適ってるというわけですが、ここでの実績を、今度は、他のリアル店舗に提供して、プラットフォームになろうというわけです。
リアル店の未来絵図だなと思いました。

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます（PCの場合、Flashプレイヤーが必要です）。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。

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