LINE 公式アカウントやLINEチラシに関しての一部 無償 でサービス
1.飲食店を直撃する外出自粛とプロモーション費の不足
新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で、飲食店は大きな打撃を受けています。来店客が激減したことで収入が落ち込み、やむを得ず休業やテイクアウト対応を実施している店舗も少なくありません。しかし、テイクアウトなどを周知するためのプロモーション費用を確保できないという問題が深刻化しています。
2.「LINE公式アカウント」とは
「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がLINE上にアカウントを開設し、「友だち登録」しているユーザーにメッセージ配信を行う法人向けのサービスです。大規模企業から中小企業、飲食店に至るまで、多くの事業者が利用しています。ユーザーに直接情報を届けられる点で、集客や売上拡大に効果的とされています。
3.「LINEチラシ」の特徴
「LINEチラシ」は、これまで紙で配布してきたチラシやDM(ダイレクトメール)を、LINEを通じてスマートフォン向けに最適化するデジタルチラシのサービスです。2019年10月のサービス開始以来、ドラッグストアチェーンやスーパーマーケット、家電量販店などが活用し、商品の在庫状況やセール情報をタイムリーに届ける役割を果たしています。
4.一部機能の無償提供:新型コロナ対応
「LINE公式アカウント」
- • 新型コロナ対応無料配信機能として、1日2回までメッセージを無料で配信可能。
- • 4月16日以降に提供予定。
「LINEチラシ」
- • 「LINEチラシ」内の各店舗ページへのバナー掲載機能を無償提供。
- • バナーには独自デザインや既存テンプレートが利用可能。
- • 「LINE」のウォレットタブからアクセスできる「チラシメディア」で店舗ページを周知できる。
このように、店舗のプロモーション費用の負担を軽減しながら、最新情報をユーザーに確実に届ける仕組みが提供される予定です。
5.支援の狙いと意義
これまで各社が打ち出してきた支援策は、商品を販売する「場所」の提供に重点が置かれていました。しかしLINEが着目したのは「プロモーションの費用」面です。
- • コミュニケーションの重要性を再認識し、情報発信の機会を広げることで事業者を支援。
- • 大手から中小、個人経営の飲食店まで、幅広い企業が利用できるのが特徴。
ネット企業としての強みを生かし、実店舗のビジネスをサポートしようという“恩返し”の姿勢がうかがえます。
6.まとめ:前向きに知恵を出して歩んでいく
外出自粛が続く中、飲食店などリアル店舗には非常に厳しい状況が続きます。そんな中でも、テイクアウトや宅配など可能な施策を打ち、上手にプロモーション手段を活用することで、新たな活路を見出すことができます。LINEによる無償サービスの提供は、その大きな一助となり得るでしょう。
未来を信じて、こうした支援策を最大限活用しながら、事業者が前向きに知恵を絞って乗り越えていくことが求められています。