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渋谷PARCO クラウドファンディング で 飲食店 を救え!

 渋谷PARCO はいつでも新しい風を送り込む。新型コロナウイルス感染症の影響により飲食店は苦境に立たされていることを受け、渋谷PARCOは、立ち上がった。 クラウドファンディング を通じて渋谷PARCOの 飲食店 をお得に楽しませるという取り組みを2020年7/2から始める。名付けて「パルめしプロジェクト」である。このような窮地だからこそ、今にふさわしい普段やらないことで、賑やかにするのが、渋谷PARCO的だ。

商店街魂漲る 渋谷PARCO クラウドファンディング で 飲食店 を救う

これは、パルコとCAMPFIREのクラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」による取り組みで、「渋谷PARCO お得に飲食店応援!「パルめし」プロジェクト!」と言い、7月2日午後12時よりスタートさせる。

渋谷PARCOは昨年11月にリニューアルオープンし、そこでニーズを満たすのではなく、ニーズを創造し、新しい消費提案・価値観を提供することを目指してきた。ただ新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言により、約2か月の間休業を余儀なくされた。6月1日からお客様の安全・安心を確保しながら、営業を再開し始め、先日、他にはない前夜祭を取り入れて、話題を集めたのも記憶に新しい。

FOOD は入店しても席数削減の問題も

そんな中で、渋谷パルコは「FASHION」「ART&CULTURE」「ENTERTAINMENT」「FOOD」「TECHNOLOGY」の5本の柱で構成されているが、その中の一つである「FOOD」飲食店に着目した。感染再拡大防止の観点から、営業時間の短縮とソーシャルディスタンス確保のため席数削減などを実施しており、今も特に営業面で大きな影響が出てきている。

そのような状況の中、商業デベロッパーである同社が初の試みとして、渋谷PARCOで、「FOOD」飲食店向けの出店者支援策を実施していくこととなった。

具体的には、「パルめし」チケット(お食事券)を購入することにより、飲食店の支援につながるとともに、申し込み金額よりお得に食事を楽しむことができると言うものなのだ。

「パルめし」チケットは、対象店舗であればお好きな飲食店で使用することができるので、申し込み時に店舗を選ぶ必要はない。来店時に気になるお店に入店すればいいので、気になっていたお店など、この機会にお食事券を利用して、家族や友人や同僚と美味しい料理やお酒をはじめ、カフェでのひとときなどを楽しく過ごしてもらえたら、と説明している。

なお、3,000円・5,000円・10,000円・30,000円の4種のコースから選べるようになっている。そのチケットは郵送もしくは、渋谷PARCOの店舗で受け取れる。クラウドファンディング終了後に、集まった支援金は必要な経費を除いてその該当する飲食店へ渡すという。

また、リターンコースにはお食事券がつかない「そのまま応援プランコース」もあって、申し込み時に応援したいお店を備考欄に記入することで該当店舗にご支援金を渡すのだと言う。

コロナ禍で皆が動いて救う取り組みは、数あれど、それぞれだ。

支援の仕方にも渋谷PARCOらしさが光る。まだ、商業ディベロッパーとしてはまだない、クラウドファンディングで、多少お客さんの好奇心を刺激しながら、温かな気持ちを発信する。やり方にもセンスが光る。こういう時こそ、受け身の発想では何も変わらないし、考えること自体にも意味がある中で、エンタメチックな支援策で一歩踏み出す、その姿勢。渋谷PARCOについては以前も書いたけどはどんな時でも変わらなく、ワクワクさせてくれている。

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