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マクドナルドで痛感する「何をKPIにするのか」

・「マクドナルド」没落の予測はなぜ外れたのか( 参考

この話は面白い。僕が思うに、マクドナルドの目的がハンバーガーを食べにいくわけではないというところに価値があります。だから、業績が伸びたんです。つまり、何をKPIに据えて、事業を組み立てるかがいかに大事かを痛感させられるわけです。

その証拠に、2019年の売上高は2817億円で、コロナ禍の打撃を受けて減るのかと思いきや、2022年で3523億円の躍進を遂げているのです。ここに寄与しているのがデジタル化。そこで、最初に話した「何をKPIにするのか」ということと関係してくるように思います。

彼らが追求しているのは24時間営業と安さではあるけど、それによる販売数をただ目的としていたら「売ること」に夢中になってしまいます。でも、現場の声を取り入れたのでしょう。

そこにきてもらうための快適設定は何かを考えたのです。スマホアプリを使えば、その場で商品を買えてテーブルまで持ってきてくれる。だから最初から席が空いているのを見かけたら、そのまま座って注文して待っていればいいんです。

すると席は常に埋まります。安さを売りにしてそれを全面に出せば、ホームレスが滞在する、といった現象もかつてはありました。ただ、ここではスマホを起点に、隙間時間を埋めるためのインフラとして欲しい旨、推奨したと瞬間に、その安さが強みになるんですよね。だって立ち寄りやすくなりますもの。

この金額なら雨風凌ぐために立ち寄ろう。だから、各地にリアル店舗を設ける意味があるということになって、業績が伸びているわけです。デジタルを通して、街のインフラとなれるUIを求めたことによって手に入れた業績なんですよね。