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Clubhouseで「ゆるECナイト」を開始-現場の課題と運営ノウハウを語り合う

 J-FECの曽根原さん、倉持さんと一緒に、2月11日(木)PM10時から1時間一本勝負(時間決めて、時間内で終わらせる)でclubhouseをやってみることにしました。毎週月曜と木曜22時〜。名付けて「ゆるECナイト」。EC運営者たちが集まり、ゆるやかなフリートーク形式で現場の課題やノウハウについて意見交換を行うイベントです。今回のトークでは、在庫管理や物流、アフィリエイト戦略、さらには楽天やヤフーの決算に基づく市場の見通しまで、幅広いテーマが語られました。

1.在庫管理と物流の課題

2.アフィリエイト戦略と収益構造

3.ネットショップ運営の裏側と実体験

4.楽天・ヤフーの決算から見る市場動向

・在庫管理と物流の課題

トークの冒頭で話題に上がったのは、在庫管理の重要性と物流に関する課題です。ある参加者は、自店舗での在庫管理がいかに難しいかを語り、「在庫が過剰に溜まってしまうと、それがキャッシュフローに悪影響を及ぼし、利益を圧迫する」と指摘しました。

特に、セール時期や季節商品の取り扱いがあるショップでは、在庫管理の失敗が利益を大きく左右するという意見が多数ありました。

また、物流に関しても、迅速な配送が求められる現代のEC市場において、いかに効率よく商品を届けるかが課題であると強調されました。ある運営者は「商品が売れてから発送までのスピードを上げるためには、物流倉庫の使い方やシステム連携が鍵だ」と述べ、いかに運営コストを抑えつつ迅速な配送を実現するかが競争力の源泉となると述べました 。

・アフィリエイト戦略と収益構造

次に話題となったのは、アフィリエイト戦略とその収益構造です。

ある参加者は「アフィリエイトはまだ収益の大部分を占めていないが、今後の大きな収益源になる可能性がある」と語りました。特に、アフィリエイトに関するパーセンテージの設定や、報酬体系の透明性が課題として挙げられました。

他の参加者もこれに同意し、アフィリエイトリンクをどのように活用すれば収益を最大化できるかがディスカッションされました。

「どのプロダクトが売れているか、リンクのクリック率がどれだけあるかを正確に分析できるツールが必要だ」との指摘もあり、データドリブンの戦略がアフィリエイトでの成功の鍵になると述べられています。また、検索ロジックの公開や、広告配信のアルゴリズムについても意見が交わされ、透明性の確保が今後の成長において重要なポイントになるとの結論に至りました 。

・ネットショップ運営の裏側と実体験

EC運営者たちは、ネットショップ運営におけるリアルな現場の苦労を共有しました。

ある運営者は「ネットショップは、表向きには手軽に見えるが、裏では多くの作業が積み重なっている」とし、特に顧客対応の難しさについて話が広がりました。クレーム対応に関しても、「顧客からのクレームが溜まると、精神的な負担が大きくなる」と語り、いかにして効率的に対応するかが運営者たちの共通の悩みであることが分かりました。

また、参加者の一人は「ふるさと納税を導入してから売上が急増した」とし、特定の施策がショップの売上にどのような影響を与えるかを具体的な数値を交えて説明しました。

ふるさと納税の導入は、地方の特産品を扱うショップにとって大きなチャンスであり、その成功事例が紹介されると、他の参加者からも興味深い反応がありました。さらに、ショップ運営における広告費の使い方や、リピート顧客をどのように獲得するかという話題も深く掘り下げられました 。

・楽天・ヤフーの決算から見る市場動向

トークの後半では、楽天やヤフーの決算に基づく市場動向の分析が話題となりました。

ある参加者は「楽天やヤフーの決算を見る限り、ふるさと納税の比重が大きくなっている」と述べ、特に楽天市場でのふるさと納税の割合が増えていることが強調されました。また、「ヤフーの流通総額が思ったほど伸びていない」という指摘もあり、EC市場の動向についての洞察が共有されました 。

ふるさと納税は、楽天やヤフーにとっても重要な収益源となっている一方で、それに依存しすぎると全体の成長を妨げる可能性があるとの意見もありました。さらに、「今後のEC市場は、いかにして商品単価を上げつつ、リピーターを増やすかが課題だ」という結論に至り、楽天やヤフーの決算をもとにした今後の市場展望が語られたのです。

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