コロナ 禍で生産者を守る“食べチョク”
最近は、街中を見渡しても人通りも少なく コロナ 禍で色々なものが自粛されている今日この頃であるが、だからと言って、悲観しても仕方がない。中でも 生産者 農家の為に、取り組む各種の動きは注目であり、 食べチョク の動きなど、なんとか突破口を探そうとしている動きもあるので、それを取り上げた。
生産者と繋がる食べチョクは購入者を利用機会を増やす施策を
食べチョク は、兼ねてから下記の3つの約束から生産者と向き合い、生産物を正当に販売する機会を提供している企業である。
・食べチョク 3つの約束
1. 生産者へ正当な利益を還元します:一次生産者に正当な利益が還元される状態を担保します。中間業者による不当な搾取、不当な圧力は許容しません。
2. こだわりを持った生産者が評価される場所にします:掲載基準やルールを設けることでこだわりがある商品のみを集め、不当な安売りや値引き合戦が起きない状態を保ちます。
3. 生産者が責任を持って販売をします:生産者自身が販売者としての責任をもち、お客様からの声を真摯に受け止めます。生産者と消費者が信頼関係を築いていける場所にします。
そんな中コロナ禍において『食べチョク』は、自宅での食事が増えることが想定して、「全商品の送料500円を食べチョクが負担する応援プログラム」を実施している。こだわり生産者から直接商品を購入できるオンラインマルシェであるが、この取り組みによって、自宅での料理の機会を促進し、質の高いものにするだけではなく、生産者を救おうという狙いもある。
追記:5月1日(金)12:00以降、送料300円負担に変更となるが、商品の発送完了メールにて200円分クーポンをお送りするので、実質500円の送料負担は継続となる。
出店予定だったイベントが中止になったり、飲食店からの仕入れが弱まったりして売り場のない食材が多く残っている。急に生育を止めることは難しく、長期間保存することもできないため、「食べチョク」上で、より多くの人に買ってもらえるようなプログラムを用意したというわけだ。
ピンチはチャンスと言ったものだが、急激な変化は何かしら全く違った価値を生み出すタイミング。その点、気持ちまで自粛することなく、自分たちの知恵を出し合って、普段とは違った形で、経済の活性化、それぞれの家庭における充実を追い求めて、難局を乗り越えつつ、それぞれができる最大化に努めたい次第だ。
コロナウイルスは長期化の可能性も否定できなく、その収束を待っていたのでは、ビジネスが立ち行かなくなるに違いない。だからこそ、従来の考えに囚われることなく、新しい発想で、望まないといけない。実は、見落としていた価値はないだろうか。このピンチをチャンスに変える、その力こそ、一番大事なことのように思う。