MakeShop 流通総額 2021年 上半期 前年同期比120% 1,306億円
最近では、ネット通販がより身近な存在となり、利用する人が増えています。そんな中、ネットショップ構築サービス「MakeShop byGMO」を利用するショップの流通総額が大幅に伸びていることが明らかになりました。2021年上半期(1月~6月)の流通額は、前年同期比120%の1,306億円を記録。これは、半期としては過去最高の数字です。
過去最高の伸び
参考までに、2020年の年間総流通額は前年比135%の2,343億円。この勢いが続けば、2021年はさらに大きな成長を遂げる可能性が高いと考えられます。

この成長の背景には、コロナ禍によるネット通販の需要拡大が大きく影響しているのは明らかです。
総務省統計局の家計消費状況調査によると、ネットショッピングを利用する世帯の割合は、2020年5月に初めて50%を超え50.5%に達しました。その後も増加を続け、2021年5月にはさらに1.6ポイント増の52.1%となっています。(※)

(※)総務省統計局「家計消費状況調査 ネットショッピングの状況について(二人以上の世帯)-2021年5月分結果-」 (URL: https://www.stat.go.jp/data/joukyou/pdf/n_joukyo.pdf)
勢いが維持するためのリアルとの融合
当然、ネット通販の利用者が増えれば、それに伴いサービスを導入する企業も増えていきます。2020年以降、多くの店舗が「MakeShop byGMO」を導入し、それぞれの売上も急成長。その結果、店舗数の増加に比例して流通総額も伸び続けています。
しかし、コロナ禍が落ち着きを見せ始めた今、この勢いが今後も維持されるのかが気になるところです。
だからこそ、リアル店舗がECの活用を模索している一方で、EC事業者もリアルとの融合を考えないと、今後の成長余地は限られてしまうかもしれません。ネット通販を運営する店舗こそ、この流れをしっかり意識しておく必要がありそうです。
今日はこの辺で。