印象派・モネの代表作「睡蓮」が名刺ケースに クアトロガッツの愛ある挑戦
大阪府茨木市で革小物の製作・販売をするクアトロガッツは、3月30日に公式HPにてモネの「睡蓮」をあしらった「名刺入れにもなるICカードケース」(3,800円(税込4,180円))を発売する。
元々、大阪府茨木市にある「クアトロガッツ」は皮革製品のファクトリーブランドで、企画、デザイン、製作、販売に至るまで全て自分たちで行う。
クアトロガッツの想い モネでさらに花咲く
小さいお財布専門店として18年以上にわたり、モノづくりに励んできたわけだが、最近は「自分らしさの追求」をコンセプトに、手塚治虫・楳図かずお・スヌーピー・画家のモネやゴッホなど、さまざまなアーティストや作品とコラボを強化している印象である。
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さて、そんな彼らがモネの「睡蓮」とコラボしたわけである。モネは印象派を代表する画家で、当初はその斬新な切り口ゆえ、古くから存在する画家などからは距離を置かれていた時代もあったけど、世の人たちがそれに価値を見出し一気に広がった。
モネの作品「印象・日の出」は印象派の名前の由来にもなった作品であって、それをモチーフに選んだところに、またセンスを感じる。
自然の中では物(モチーフ)の見え方が刻一刻と変化することに注目し、素早い筆使いで鮮やかな光の色彩を表現していて、”自身が感じたままを表現する”という印象派の哲学を、生涯に渡り実践した趣深い作品でもある。
日常に愛を、心に潤おいを。僕はそれがこれからの商品において大事だと思うから、この新商品の発売にはエールを送りたい。