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銀座 蔦屋書店 ドラえもん 文化を伝え 第1巻売上は全国1位

 今の時代は一極集中でも大量生産でもなく、物事の価値に目を向け、それを深掘りして意味を探求する事が大事で、「どんなテーマー性を持って提案するのか」が必要なのだなと思う。実は、銀座の「 蔦屋書店 」は、かねてより土地柄、様々な世代・国籍のお客様が来店することもあって、50年の歴史を誇り日本の家庭にいまだ当たり前に浸透している「 ドラえもん 」の第一巻の単行本(てんとう虫コミックス『ドラえもん』第1巻)が全国の一般書店の中でも一位(2019年1月~12月)なのだそうだ

蔦屋書店 ドラえもん 日本の誇りとして文化を伝える

ドラえもんは、1970年のコミック連載開始より、コミック刊行だけでなく、アニメ化や映画化、アーティストとコラボレーションをしたドラえもん展の開催など、これまでのあいだドラえもんは様々な形で人々を楽しませてくれた。蔦屋書店は、特に海外からのお客様には自信を持っておすすめできる日本の漫画文化として、ドラえもんの1巻を常に店頭でご紹介しているのだそうだ。
世代を超えて親しまれるドラえもんだが、どういった内容でドラえもんが始まったのかを知らない…という方はきっと多いはずで、『ドラえもん』第1巻を読んで、記念すべき第1話を確かめてみよう、と謳う。合わせて、昨年、ドラえもん50周年を記念し、「0巻」が刊行されたことをフィーチャーし、しめ切りギリギリになってもタイトルも主人公も決まっていなかったという伝説の予告や、作者自身による創作秘話まんがをはじめとし、全6種類の「ドラえもん」第1話が初出バージョン&完全カラーで収録されているのだ。

メディコムトイによるアート感覚なフィギュアと全45巻の愛蔵版

「22世紀まで届けたい」という想いのもと、『ドラえもん』史上最も豪華な装丁・仕様・特典でお届けする、究極の愛蔵版!100年ドラえもん 究極の愛蔵版【5大特典付き】だ。全巻ハードカバー・布クロス装という装幀・印刷・製本など徹底的にこだわった全45巻のほか、特別別巻3冊と、メディコム・トイ製フィギュア&巨大タイムふろしきが特典となっていて、プレミアム感が心をそそる。
作中、たくさんの名言が登場するのも、ドラえもんが世代や国籍を超えて楽しまれる理由の一つだと銀座の蔦屋書店は説いている。そこで、ドラえもん名言集「のび太くん、もう少しだけがんばって」を紹介。本作は、てんとう虫コミックス『ドラえもん』より選ばれた名言が、その言葉にふさわしい名コマ画とともに紹介されています。読んだ人のその時の気持ちによって、どきりとさせられたり、優しく寄り添ってくれたりする本書は、人生のお供にしたい一冊だ。
さらに、その夢のあるストーリー性は世界を魅了するだけに、日本の誇りとして、海外に伝えたい。ドラえもん Doraemon ― Gadget cat from the future (Volume 1)は、『ドラえもん』のイングリッシュバージョンとして、てんとう虫コミックス「ドラえもん」のふき出しに英文、コマの外に日本語を併記しているバイリンガル版。対訳付きの為、英語を勉強したい中学生から大人まで楽しめるだけでなく、日本語を勉強中の外国の方へのプレゼントにもぴったりの作品なのだ。

日本の伝統と漫画ドラえもんという今のカルチャーの融合

ドラえもんは人の中で漫画やアニメのイメージが定着しているからこそ、コラボをした時の斬新さは際立っていて、人の心を胸打つ。ドラえもん水引アクセサリー(ピンズ、イヤリング、ピアス)は、冠婚葬祭の際に用いられる日本の伝統的な飾り紐、水引。
ドラえもんとのコラボレーションした、素敵なデザインのアクセサリーだ。種類は、青のドラえもんと黄色のドラミちゃんの2種類。おめでたい日のプレゼントはもちろん、着物を着た時の飾りとして、シンプルなお洋服やお化粧の日に合わせてアクセントとして、よそ行きの時にもいつもと変わらない日常の時でも、少し気分をウキウキさせてくれる可愛いアクセサリーなのである。
伝統ともドラえもんは調和する伝統ともドラえもんは調和する
上記もそうだが、ドラえもんは今を生きる人の象徴であるからこそ、伝統との結びつきには、日本の良さを改めて実感させてくれるものがある。ドラえもん浮世絵札シリーズは、『ドラえもん』のキャラクターたちが描かれた、手摺りによる浮世絵札。
「浮世絵札」は、大型サイズの浮世絵木版画とは異なり、庶民が個人で楽しむために小さな札サイズにして社交場で名刺代わりに使われたり、商店などの広告に用いられたものだ。『ドラえもん浮世絵札』シリーズでは、江戸時代から浮世絵木版画の技術を継承する職人(経済産業省・伝統工芸士)・彫師、摺師による作品だ。和紙は、国宝の岩野市兵衛氏の越前生漉奉書を使用しているという
これらもそうだが、贈りものにも良し、玄関や書斎などお部屋に飾るも良し。商品にせよ、コンテンツにせよ、必ずしも利便性だけで判断されるものではなく、日本の伝統技術によって生み出された味わい深いドラえもん然り、いかにしてコンテンツを育み、またそれを尊重しつつ、文化として伝える姿勢が、大事な時もある。それでこそ、蔦屋書店は、コンテンツと共に、書店以上の価値を提供していて、それゆえの結果なのではないかと思う。これから、大事な姿勢だ。

 

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