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フューチャーショップ、フライウィール社と提携 顧客との交流の質を上げる

自社ECの魅力とは何でしょう。それは、蓄積したデータを活用して売上を伸ばし、顧客との関係を深められる点にある。そして、そのデータをさまざまな手法で活用できるのも大きな強みです。一方で、フューチャーショップでも蓄積されるデータは増え続けている。そのデータを最大限に活かし、新たな価値を生み出す方法を模索してきたわけです。

こうした中で、さらなる顧客コミュニケーションの課題を解決するために、フューチャーショップはフライウィールと協業を開始。具体的には、データ活用プラットフォーム「Conata™」を導入し、より高度なデータ活用を目指しています。

1. 自社ECの魅力とは?

まず大前提として、自社EC(自社で運営するオンラインショップ)の最大の魅力は「蓄積したデータを自在に活用し、売上アップや顧客との良質なコミュニケーションを図れる」ことです。

データを活用した販促

購買履歴や閲覧履歴など、店舗に蓄積されるデータをもとにマーケティング施策を実施できます。例えば、過去の購入商品を基にしたリコメンドや、顧客の関心に合わせたクーポン配布などです。

多様な手法で顧客とつながる

メール配信・LINEなどのSNS活用・広告配信など、様々なチャネルを組み合わせて顧客との関係を深められます。自社ECを活用することで、顧客との接点を自由にデザインできるのがメリットです。

こうした取り組みの重要性は年々高まっており、フューチャーショップが提供するEC構築・運営システム「futureshop」でも、年間受注件数や会員数が大きく伸びています。

2. フューチャーショップ(「futureshop」提供)の強み

EC運営のノウハウと使いやすいプラットフォーム

これまでに数多くのネットショップを支援してきた実績があり、EC担当者が日々の運営で使いやすいシステムを提供しています。

蓄積された膨大な購買・会員データ

「futureshop」を利用するショップの取引データや会員データが着実に増えているのが大きな資産です。2021年には年間受注件数1,589万件、会員数のべ4,189万人を記録。ここから得られる示唆をどう活用するかが、今後の成長の鍵になります。

3. フライウィール(データ活用プラットフォーム「Conata™」提供)の強み

データを統合・分析しやすくする「Conata™」

フライウィールが提供する「Conata™」は、様々なデータを集約・分析し、企業がマーケティングや業務効率化に活用できるようにするプラットフォームです。

ビッグデータの活用ノウハウ

多様なデータを扱う技術と、マーケティング視点での分析ノウハウを持っています。これにより、複雑なデータの処理や高度なアルゴリズムの実装を支援します。

4. 両社が手を組むことのメリット

(1) データ活用がスピーディーかつ高度に

「futureshop」に蓄積された膨大なデータを「Conata™」を使って一元管理・分析することで、店舗オーナーやEC担当者は専門的な知識がなくても高度なデータ活用が可能になります。

  • 購入履歴や閲覧履歴を活かしたパーソナライズ
  • 顧客セグメントごとの効果測定やアプローチ
  • キャンペーン効果のリアルタイム分析

(2) OMO(オンラインとオフラインの融合)の推進

ECサイトと実店舗のデータを統合し、オンラインとオフラインの垣根をなくしたマーケティング施策も視野に入っています。たとえば、実店舗での購買履歴や来店頻度と、オンラインの閲覧履歴を統合すれば、よりきめ細かな販促を実現できます。

  • オンラインと実店舗がシームレスにつながる顧客体験
  • オフラインのイベントでのデータ収集とオンライン施策の連動

(3) 店舗の収益性アップに直結するソリューション

データに基づいた施策は、闇雲にプロモーションを行うよりも費用対効果が高いとされています。両社の協業によって、EC事業者は以下のような成果を期待できます。

  • 無駄な広告費の削減
  • 顧客満足度の向上
  • LTV(顧客生涯価値)の向上

5. 知っておくべきポイント

1. データの活用は難しくない

「Conata™」のようなプラットフォームを活用すれば、EC未経験の方でも分析のハードルを下げられます。

2. 自社ECならではの自由度がある

モール型EC(Amazonや楽天など)と比べ、自社ECはデザインや顧客管理、販促手法に独自性を出せるのが強みです。

3. 長期的な視点で考える

データ活用の成果は一朝一夕には得られません。しかし積み重ねれば、顧客を理解しながら効率的に売上を伸ばす基盤を築けます。

まとめ

  • フューチャーショップは、数多くのEC店舗運営を支援してきた実績と、膨大な購買・会員データを活かす土台が強み。
  • フライウィールは、データ活用プラットフォーム「Conata™」とノウハウを提供し、その大量データを有効活用できる環境を整える。
  • • 両社が協業することで、「futureshop」に蓄積されたデータを最大限に引き出し、パーソナライズマーケティングやOMOの推進、収益アップにつながる施策を進めることが可能となる。

ビジネス初心者の方にとっても、データを活用した販売促進・顧客とのコミュニケーションは、いまやEC運営の重要なポイントです。両社の連携によって、より簡単に・効果的にデータ活用ができる環境が整いつつあると言えるでしょう。

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