“ Yappli for EC”ネット通販 事業者に アプリ 活用を促す
新型コロナウイルス感染症が拡大する中で、今後、自ら運営する「オンラインストア」の活用が成長の肝となる。それらにおいてはブランディングが重要で、その要である アプリ を、オンラインストアと紐付けて、 ネット通販 の売り上げをあげることは重要だ。そんな中で、ヤプリが先ほど、「 Yappli for EC 」というソリューションを発表して、新たな動きを提示した。
ヤプリ Yappli for EC でアプリを通して ネット通販 に新たな価値を
これまでも、ヤプリは、クラウド型のアプリプラットフォームを提供して、企業におけるアプリ開発のハードルを下げてきた。スマホが浸透する中で、簡単手軽にアプリが作れるその仕様の評価は、既に400社以上の自社アプリがこのプラットフォームの上で運営されている実績からも明らかであろう。
だから、である。そんな中にあって、オンラインストアを運営している事業者に向けて、アプリ導入を提案し、それをスピーディに実現し、その先の成功まで支援しようというソリューションが『Yappli for EC』なのだ。
Yappli for ECではこれまでの400社以上の導入実績から、ネット通販の売上強化につながる機能を大幅アップデートした。iOS、Android両OSに対応したネイティブアプリを、最短約1ヶ月でリリース可能となる。
手間をかけることなく、アプリ実装
どれだけ需要があるのだろうか。これについて、ヤプリは、ECアプリにおけるアクティブユーザー数は1.2倍に増加したと説明している。つまり、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、オフラインでの顧客との接点が制限される中、アプリを活用したネット通販による集客の強化が進んでいることをその数字が示している。(1.2倍とは、ヤプリ調べに基づく。2019年12月までにリリースしたECアプリの2月時点と5月時点のユーザー数を比較)
また、これまでネット通販の事業者にとってアプリ導入のハードルとなっていた、新しいツールの操作習得や日々の更新作業の負荷、OSバージョンアップへの対応といった手間も軽減させると同社。
直感的に操作できる管理画面で、だれでもかんたんにアプリの運用が可能、専門知識は不要です。OSのアップデートにも無償で対応します。これにより、担当者の方は、本業であるマーケティング活動に専念できることになりそうだ。
■選べる2つのアプリ構築手段
Yappli for ECでは、ECサイトをアプリ化する手段として、2つの選択肢を用意。
- 1)ECウェブ連携
- 既存ECサイトをアプリ内に最適化して表示させるWebビュー機能を活用し、スピーディにアプリを構築します。EC集客のために今すぐアプリが必要な方向けを意識している。
- 2)EC API連携
- 商品情報とのAPI連携をすることで、商品ページを高速表示させるYappli for ECの独自機能。Webビューとは一線を画する、ユーザーの快適な購買体験を実現する。
■ECアプリを成功に導く強力な機能群
ネット通販の購入体験を向上し、顧客のロイヤル化を支援する代表的な機能を紹介する。
- ・ログイン保持機能
- ID、パスワード情報を保持し、2回目以降は自動でログイン可能な「ワンタッチログイン」や、Face ID、Touch IDなどの「生体認証」など、ログインの入力の手間を削減。
- ・DB連携セグメントプッシュ
- 購入履歴など、お持ちのデータベース(DB)に蓄積された情報をもとに、パーソナライズされたプッシュ通知を配信。
- ・オートプッシュ
- クロスセル・アップセルに有効なメルマガのフォローメールを、アプリのプッシュ通知でも実現。顧客シナリオに合わせて自動的にプッシュ通知の配信が可能。
- ・フリーレイアウト機能
- 画像やテキストの配置が自由自在。幅広いデザインで、ブランドの世界観を自由に表現し、他社ECと差別化。
- ・フォトフレーム機能
- ブランドを表現したオリジナルフォトフレームで、商品を使ったSNSキャンペーンが可能。SNS上でアプリの認知を拡大。
- ・チャット機能
- 商品に寄せられる質問にはチャットで回答。コールセンター業務の負荷を軽減。
- ・フリーワード検索窓
- キーワード入力で欲しい商品をスピーディーに探し出すことができます。商品数が多く、更新頻度が高いEC事業者に向いている。
- ・ログインスタンプ
- 1日1回アクセスすると貯まるスタンプで、アプリの起動率をアップ。
新型コロナウイルス感染症があるから、という要素もあるが、何よりこれから大事なのは、その事業者のブランディングだと思うから、記事にした。自らを正しくイメージさせ、顧客との適切な接点を創出することは、ネット通販を運営する上で、これから非常に重要になってくる。手段はなんであれ、大事なのはそこの部分である。
今日はこの辺で。