既存の場所を活かす新視点と“半歩先”を読む発想――2021年に求められるリアル×ネットの融合戦略
2021年の注目は“場所の再定義”と「お客様の半歩先」を読む力【FMドラマシティ「connect」】
77.6FM「FMドラマシティ」の番組「connect」は、エーデルワイスファームの野崎創さんを司会に、毎週木曜AM11時から生放送でお送りしています。いま注目されるテーマや時事問題を取り上げ、深く掘り下げる構成で人気を博す番組です。僕は隔週で「アナザーエディション」というコーナーに出演し、取材や観察をもとにしたトレンド紹介を行っています。
今回は、コロナ後の“場所”の新たな活用法や、「お客様の半歩先を読む」ビジネスの着想が、2021年のヒットを生み出す鍵になるという話題を中心に取り上げました。
1. コロナ後に変わる“場所”の役割――駅や商業施設の新展開
JR東日本大宮支社では、駅ビル内の飲食スペースを改装し、店ではなく“宅配専用拠点”として生まれ変わらせる取り組みが進行中です。コロナ禍を経て、人々の生活導線や消費行動が変化したことで、駅の役割も一新されようとしています。
• 駅ビルの再利用: 従来の“飲食スペース”を“宅配専用拠点”へ転用
• 都市部と地方の商店街: 無理に商業的再生を目指さず、ネット系企業や新サービスを誘致する方向へ
• 具体例: 青森・十和田市がネット系産業と組み、商店街以外の拠点で町の魅力を発信
こうした動きにより、今後は駅や商業施設が“買い物する場所”だけではなく、物流や情報発信の新ハブとして機能する可能性が高まります。
2. ネット×リアルの融合が広げる“使い方”の可能性
昨年末には、日本郵便と楽天の戦略的業務提携が発表されました。これは、日本郵便が持つ全国の拠点で楽天モバイルを販売し、リアルとネットの融合を図る動きとして注目を集めています。
• リアル店舗の新価値: 郵便局が携帯キャリアの販売窓口を担うなど、既存の使い方にとらわれない役割
• 空き店舗の有効活用: 原宿などではポップアップショップを展開し、ネット系ブランドの実店舗体験を可能に
• 新しい顧客接点: 楽天や日本郵便にとっては、利用者への直接的なアプローチチャンネルが拡大
従来からあるインフラやスペースを、ネット企業が活用することで、新たな流通・顧客体験が生まれる好例といえます。
3. “お客様の半歩先”を想像する――普遍的な感情に響くアプローチ
消費者の「喜怒哀楽」を満たすことこそ、ビジネス成功の秘訣。ですが、今の時代は特に「お客様の半歩先を読む」ことが重要だといわれています。
• ライザップの瀬戸社長の例: 「スポーツジムのライバルはブランド品」と捉え、“美しくなりたい”という欲求に新たな形で応える
• 時代に合う手段の模索: 普遍的な人間のニーズを満たしつつ、最新のデジタルツールやマーケティング手段を駆使
• ヒット商品の共通点: 大きなトレンドを捉えながらも、顧客一人ひとりが求める細かな欲求や不満を解決する
結局のところ、変化する時代の手段と普遍的な人間の感情を繋げるアイデアが求められます。
- 【FMドラマシティ「connect」番組情報】
- • 放送局: 77.6FM「FMドラマシティ」
- • 番組名: connect
- • 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
- • 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
- 北海道を中心に放送されていますが、全国どこからでもPCやスマホで視聴可能です。
- • スマホアプリ 「リスラジ」 → 「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
- • ウェブサイト http://listenradio.jp → 「全国のラジオ局 → 北海道 → radio TXT fm dramacity」
- • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)
野崎さんの「メディアは身近なものになったからこそ、発信者が継続できるかどうかが重要」という考えに共感し、僕も隔週で出演しながら最新の動向を紹介中です。
【まとめ】
• 既存の場所を新視点で活用: 駅ビルを宅配拠点に転用したり、ネット系企業が地方の街を再生したりと、従来の使い方に縛られない取り組みが増加
• ネット×リアルの融合: 日本郵便×楽天の業務提携や原宿のポップアップショップなど、“場所”と“オンライン”を組み合わせて新たな価値を創造
• お客様の半歩先を読む: 普遍的な人間の感情(美しくなりたい、便利にしたいなど)に着目しながら、最新の技術や環境に合わせた手段を探る
こうした流れから、2021年以降も“リアルとネットの融合”がますます進み、既存インフラ・スペースの新活用が加速するでしょう。僕も引き続き、ラジオ出演や取材を通じて、多様化するビジネスの形を追いかけていきますので、ぜひお楽しみに。