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b8taが提示する“売らない”小売モデル――新宿マルイ&有楽町の新店舗レポート

【出演】776FMラジオ 野崎創氏MC「connect」 隔週木曜コーナー「アナザーエディション」

b8taの“売らない”小売モデルがもたらす変革【FMドラマシティ「connect」リポート】

 

77.6FM「FMドラマシティ」で毎週木曜AM11時から放送中の番組「connect」。エーデルワイスファームの野崎創さんを司会に、最新のニュースやビジネストレンドを深掘りする番組です。私は隔週で「アナザーエディション」というコーナーに出演し、取材や体験をもとに興味深いトピックを紹介しています。

今回注目したのは、8月1日に新宿マルイと有楽町にオープンした「b8ta(ベータ)」。なんと「売ることを主目的としない」という異色のコンセプトで、体験型ストアとして話題を集めています。日本の小売業界を大きく変えるかもしれない、b8taの魅力と収益モデルに迫ります。

1. b8taが目指す「体験を楽しむ」新店舗コンセプト

b8taの最大の特徴は、従来の小売店のように「商品を買うための場所」ではなく、「商品を体験しに行く場所」だという点。店内では、顧客が商品を見たり、触ったり、試したりすること自体を楽しむことが推奨されています。

体験重視: 商品をただ販売するのではなく、実際に触れてもらうことで、その魅力を発見してもらう。

“売る”ではなく“体験”がゴール: 商品が気に入れば購入も可能ですが、店の主目的は来店者の好奇心やワクワクを刺激することにあります。

2. AIペットなど“珍しい商品”を通じたワクワク体験

b8taの店内には、AIペットをはじめとする独創的なアイテムがずらり。普段あまり見かけないテクノロジー製品やガジェットもあり、「こんなものがあったのか!」という驚きと発見を提供します。

AIペットなど先進的な商品: 家電量販店では見かけないユニークな品揃え

“試す”文化の醸成: 「買う前に試せる」ため、顧客が安心して新しいガジェットに触れられる

3. データ分析&フィードバックで収益化するb8taのビジネスモデル

b8taを支えるもう一つの柱が、「顧客行動データの収集とフィードバック」です。タブレットやカメラを使って顧客の興味や滞在時間などを可視化し、その貴重なデータをメーカーに提供することで収益を得ています。

顧客行動のデータ化: どの年代・属性の人が、どの商品に注目するのか分析

メーカーへのフィードバック: 商品の改良やマーケティング戦略を練り直す際のヒントに

大手企業も注目: マルイや三菱地所が出資しており、体験型リテールが今後拡大する見通し

4. 小売業界に訪れる変革の波—“売るだけ”から“体験を売る”へ

海外で成功を収めたb8taの日本上陸は、「店は商品を買うために行く場所」という常識を覆し、体験重視のショッピングへシフトする流れを加速させそうです。

顧客行動の変化: オンラインショップが普及している現在、わざわざ店舗に足を運ぶ価値を“体験”で創出

新たな顧客体験: 「触れてみて、楽しんで帰る」だけでも満足度を高める仕組み

今後の展望: こうした小売モデルが広がることで、店と顧客の関係性はよりフラットかつインタラクティブになっていく可能性が高い

  • 【FMドラマシティ「connect」番組情報】
  • 放送局: 77.6FM「FMドラマシティ」
  • 番組名: connect
  • 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
  • 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
  • 北海道を中心に放送されていますが、全国どこでもPCやスマホで視聴可能です。
  • スマホアプリ: 「リスラジ」 → 「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
  • ウェブサイト: http://listenradio.jp → 「全国のラジオ局 → 北海道 → radio TXT fm dramacity」
  • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)

 野崎さんの「メディアは身近なものになったからこそ、発信者の中身が問われる」という思いに共感し、私は隔週で登場しています。今後もb8taのように、既存の常識を塗り替える新しいビジネスモデルを追いかけていきますので、ぜひご期待ください。

【まとめ】

b8taの革新性: “売ること”を主目的としない体験型ストアとして、商品を楽しむ空間を提供

データ収集モデル: 来店客の行動分析でメーカーに価値を還元し、収益を得る新しい小売アプローチ

業界への影響: “見る・触れる・楽しむ”が小売の新たなキーワードとなり、店舗の役割が再定義される可能性大

b8taの事例は、ショッピング体験がリアル店舗である意義を再考させる好例といえます。テクノロジーとリアルの融合が進む時代に、小売の未来はどのように変わるのか――今後も注目です。

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