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“Amazonキラー”の真相――Shopifyが目指す独自のエコシステム

【出演】776FMラジオ 野崎創氏MC「connect」 隔週木曜コーナー「アナザーエディション」

77.6FM「FMドラマシティ」で毎週木曜AM11時から生放送される番組「connect」。エーデルワイスファームの野崎創さんが司会を務め、時代の最先端をいく話題に鋭く切り込んでいきます。隔週で僕が登場する「アナザーエディション」コーナーでは、いま“Amazonキラー”の異名をとるShopifyの成長戦略に注目しました。果たして、Shopifyは本当にAmazonを脅かす存在なのか――その実態を探ります。

【内容まとめ】

1. Amazonとは違うShopifyの「パートナー主義」

Shopifyはしばしば「Amazonキラー」と呼ばれますが、実際のところは“Amazonを倒す”というよりも、Amazonが主力とする領域とは異なるアプローチで成功を収めています。

Amazonは低価格や物流に注力し、顧客主義を徹底して効率を追求するビジネスモデル。一方のShopifyは「パートナー主義」を掲げ、利用企業や店舗が独自のブランドイメージを生かして販売できる仕組みを提供。個々のショップが「自社ストア」を持ち、ショップオーナーが主役となれる場を作っています。

2. 大手企業の採用で高まるブランディング効果

ShopifyはUnileverなど、大手企業からも積極的に導入されている点が特徴です。単にオンラインでの売上アップをめざすだけでなく、企業やブランドの価値を高める役割を果たしていることが注目される理由でしょう。

この仕組みが、企業と顧客の関係性をより強固にし、結果的にブランド価値の向上につながっています。

3. 金融支援やSNSとの連携が生む新たな価値

最近の記者会見などで明らかになったのは、Shopifyが金融サービスの提供やSNSとの連携をさらに強化していること。これにより、資金調達や商品の露出、販売促進など、店舗運営に必要な多角的サポートが可能になりました。

Amazonとは違う角度から、中小企業や個人事業主を支えることで、ユーザー体験を多彩に広げています。

4. Amazonが届かない領域で存在感を強めるShopify

Shopifyの強みは、売り手自身のブランドを最大限に生かしながら、独自の世界観を提供できる点にあります。Amazonが効率化と低価格路線で市場を席巻する一方、Shopifyは“個のブランディング”に寄り添い、新たなマーケットを切り開いているのです。

その結果、「Amazonキラー」の呼び声以上に、Amazonとは別次元での競合軸を築いているとも言えます。

  • 【番組情報】
  • 番組名: connect
  • 放送局: 77.6FM「FMドラマシティ」
  • 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
  • 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
  • 北海道を中心に放送されていますが、全国どこからでもPCやスマホで気軽にお聴きいただけます。
  • スマホアプリ 「リスラジ」から「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
  • ウェブサイト http://listenradio.jp → 「全国のラジオ局 → 北海道 → radio TXT fm dramacity」
  • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)

野崎さんが提唱する「メディアは身近なものだからこそ、発信者の中身が大切」という考えのもと始まった僕の「アナザーエディション」コーナー。許される限り、隔週で出演中です。Shopifyが切り拓く新たなECの可能性、今後も注目していきたいところです。ぜひお聴きください。

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