“携帯キャリア”の枠を超えて――広がる経済圏と新たな消費体験
77.6FM「FMドラマシティ」で毎週木曜AM11時から生放送される「connect」。エーデルワイスファームの野崎創さんを司会に、いま注目を集めるテーマや問題に鋭く切り込む番組です。隔週で僕が登場する「アナザーエディション」コーナーでは、auのECモール「Wowma!」が「au Payマーケット」へと変貌を遂げたことや、楽天とJR東日本との提携による経済圏強化について取り上げました。携帯キャリアのイメージを超え、生活全体をつなぐプラットフォーム化の最前線を探ります。
【内容まとめ】
1. Wowma!からau Payマーケットへの変化
2020年5月21日を境に、auのECサイト「Wowma!」は「au Payマーケット」へとリブランドを実施。これまでは「携帯キャリア」として認知されていたauのイメージが大きく変わり、携帯電話・ネット通販・決済といった複数のサービスが一体となる総合的なプラットフォームとして存在感を増しています。
「au Pay」を軸にした複数のサービスが相互に連携し、利用者の日常生活を支える仕組みが急速に整いつつあるのです。
2. ローソン×ポンタポイントとの連携と新たな消費行動
auはローソンなどで利用されている「ポンタポイント」との連携も進めています。ポンタポイントを「au Pay」に換金できる仕組みを導入することで、実店舗で貯めたポイントをオンラインショッピングにも活用できるように。これにより、オフラインの買い物とオンラインでの消費行動がシームレスにつながり、利用者はポイントの使い道を広げることができるようになりました。
3. 楽天とJR東日本の提携がもたらす経済圏強化
auが自社経済圏を拡張する動きに続き、楽天もJR東日本のSuicaと提携し、楽天ペイアプリ内でSuicaが利用可能に。首都圏の鉄道利用者は、電車に乗るたびに楽天ポイントを貯められるようになりました。これにより、楽天のポイント経済圏がさらに広がり、消費者にとってメリットの大きい環境が整っています。
企業間の連携が加速度的に進む今、生活に根差した多彩なサービスをワンプラットフォームで利用できる時代になりつつあります。
4. 企業間連携で広がるプラットフォームの可能性
携帯キャリアとEC、実店舗でのポイント、さらに交通機関との連携。こうした融合は消費者の日常により深く入り込むための重要なステップです。経済圏の拡大によって、企業間の垣根を越えたサービスの連携が進み、ユーザーは多面的なメリットを受けられるようになっています。
「スマホ決済」や「ポイント活用」といったキーワードは、もはや一部のユーザーだけでなく、幅広い層の生活やビジネスシーンに浸透しつつあるのです。
- 【番組情報】
- 番組名: connect
- 放送局: 77.6FM 「FMドラマシティ」
- 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
- 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
- 北海道を中心に放送されていますが、全国どこからでもPCやスマホで聴取可能。
- • スマホアプリ 「リスラジ」から「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
- • ウェブサイト http://listenradio.jp → 「全国のラジオ局 → 北海道 → radio TXT fm dramacity」
- • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)
野崎さんの「メディアは身近なものになったからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうかが重要」という想いを原点に、僕の「アナザーエディション」コーナーがスタート。企業間連携が加速する今、私たちの日常はどう変わっていくのか。隔週で出演する番組を通じて、一緒に考えてみませんか。