コロナ 禍 アパレル を救う brista の レンタル 視点
昨今、新型コロナウイルス感染症の影響で、 洋服の廃棄ロス が生まれていて、それは深刻。各々窮地を乗り切ろうとネット企業が率先して動いている。株式会社bristaは、ネットでの衣服のレンタルを事業の柱にしているが、先月(6月1日から6月30日)にInstagramキャンペーンをに行っている。 コロナ 禍 だから、ユーザーに外でのアパレル利用機会を連想させる工夫をして、身近な レンタル での利用を働きかけたわけだ。
新型コロナウイルス感染症は、ジャンル問わず、外出自粛で店は販売機会を逃した。ただ、アパレル至ってはそれだけでなく、既に春夏用に用意していた商品がそのタイミングで売れなくなった。それは、今後売るための機会を失い、結果、衣服の廃棄ロスを生んでいる。
そんな中でbristaはファッション関連でアパレルを扱っていて、ネット上で、月額ポイント制のレンタルを行なっている。例えば、キャリア女性が仕事で人前に出る際に着る服の重要性をいい、そんな中で、働くキャリア女性はわざわざ買うのは大変だから、レンタルで自らの必要性を説くわけだ。SNSでいつも集合写真に上がるときに、いつも同じのばかり着ていると感じられるのを回避するために、レンタルしようという発想は、なるほど、納得である。
だからこそ、アパレルの苦境の中にあっても、それを少しでも明るい気持ちで自然に服を着る機会を作れないかと考えたわけだ。「リアル」に人と会う機会が貴重となったことで、逆に人に会う時にはスポット的に素敵な服を着たいという気持ちがうまれるのではないか。その高鳴る気持ちを、レンタルに向かわせようとしたのであり、bristafashionをタグづけすると特典をつけるなどした。インスタから気持ちを触発して、レンタルで気軽に利用を促そうというわけなのだ。
それだけでもアパレルの利用機会が増えるのなら、それはプラスであり、マイナスをプラスにかえるポジティブな動きである。
その他では、以前、取り上げたアパレルを販売する、林商店が、真正面から洋服好きに、廃棄ロスの問題を説き、サイトまで作ったという話がある。
「SAVE THE CLOTHES PROJECT」。コンセプトは「洋服好きによる、洋服好きのための、洋服を廃棄ロスから救う」。専用ページを作り、林商店がネット通販で得てきた知見を持って、それを販売する機会を設けたわけだ。
林商店 コロナ禍、洋服の“廃棄ロス”を救う プロジェクトより引用
新型コロナウイルス感染症は、既存の売り方に対して、大きく転換が迫られているが、足元ではそれ以前に、この数ヶ月による大ダメージのフォローをどうして行くか、という問題もあるのが事実である。
bristaのレンタルの視点然り、ネットを生かしながら、どう使う機会を創出できるか、だと思う。ともかく、今のマイナスになってしまった部分もまた、ネットを軸に何ができるかを考えることで、初めて未来が見えてくる。こうした問題、目を背けずに一人一人、知恵と行動を出し合おうではないか。