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エニキャリ フードデリバリー に ポスティング網 活用

フードデリバリー

 飲食店とお客様を繋ぐ「フードデリバリー」ながら、それ自体は飲食店の価値を新しい視点で模索しているサービス「エニキャリ」が新たな一手に出た。株式会社エニキャリは、全国主要都市にネットワークがあり登録スタッフ数15,000名 を超えるポスティング最大手の株式会社アトと協業することを発表した。 エニキャリ の配達システムとアト社 の ポスティング網 を活用した フードデリバリー サービスを7月29日に新宿区で始めたのである。

エニキャリ フードデリバリー する際に ポスティング網 を有効活用

エニキャリの着眼点

 エニキャリが、飲食店の価値を新たな視点で模索している、と書いたのには理由がある。彼らは、これからは「店の役目も変わるだろう」と述べており、今まで飲食店などお店は「お客さんに来てもらう」のが当たり前だったけど、これからは、お店自体が「お客さんのところへ行かなきゃいけない」ニーズも生まれてくるだろうと考えて、そこを繋ぐ為の配送に目をつけたわけである。例えば、食べてもらう以外にも、加工商品をその店ならではの視点で作って、それを提供するなどして、場所を関係なく、顧客とつながる工夫に意味があると考えたのである。

 ただ、お店自体は人件費を考えてみれば、いきなりお客様のところへ行くビジネスを展開することはできない。とはいえ、店自体が何かしらの商品を開発することはできるので、そこで、エニキャリはそれらのお店の今までできなかった価値(=商品)を届ける意味で、配送に着目した。

 彼らが複数のお店の配送を請け負えば、配送自体でビジネスが成り立ち、そして、飲食店に「食べるところ」以外の価値をもたらせれば、それは飲食店にも、自分達にも新たな市場を形成し、ウィンウィンである。

 さて、前置きが長くなったが、その配送には当然ながら、届ける人員が必要であり、そこで、今回の連携となる。

エニキャリ フードデリバリー する際にアト社の ポスティング網 を活用し、上手な相乗効果

 デリバリー注文サイト「anyCarry.jp(エニキャリドットジェイピー)」で注文を受けると、アト社のポスティングスタッフはそのポスティング業務を一時中断して配達するというわけだ。アト社は生産性向上と収益増加が期待でき、エニキャリは、そのサービスエリアは港区と渋谷区に加え、今回新宿区へのエリア拡大を実現でき、相乗効果を図れたということになるわけである。

エニキャリ新宿進出!アトとフードデリバリー事業で協業、
アト社とエニキャリの連携はこの通り

 今やコロナ禍がきっかけとなってフードデリバリーはニューノーマルとなりつつあり、注文数が増加している。消費者のニーズに対し十分な供給を行うためには、キャリースタッフの増員とエリア拡大が急務であった。

 しかしキャリースタッフの採用と教育や新エリアでのオフィス開設には時間と費用を要する。

 だからこそ今回、スタッフ管理体制に定評のあるアト社と提携したわけだ。管理、教育の行き届いたアト社のポスティングスタッフを「anyCarry」のフードデリバリーに投下し、「anyCarry」新エリアとなる新宿区で展開を始めようということなのである。アト社は通常のポスティングを行いながら並行してフードデリバリーを担うため、ポスティングスタッフの生産性向上と収益増加を期待でき、一石二鳥である。

 エニキャリは消費者の利便性向上を目的に、さまざまな商品をオフィスや自宅ですぐに受け取られることが当たり前の時代を目指すと意気込む。彼らのビジネスをきっかけに、ポスティングで培ったものを今に生かし、何より、飲食店の可能性をプラスに作用するのであれば、大きな一歩であると思う。

 次なる一手にさらに期待したい。今日はこの辺で。

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