新しい働き方が生む個人ブランド――「週末モデル」や「リモフォト」が切り拓く未来
77.6FM「FMドラマシティ」で毎週木曜AM11時から生放送中の番組「connect」。エーデルワイスファームの野崎創さんを司会に、今注目のテーマや問題点を掘り下げる場として好評を博しています。隔週で僕が登場する「アナザーエディション」では、コロナ禍で多様化する働き方として話題になっている「週末モデル」や「リモフォト」を取り上げました。SNSやネット通販と連動し、個人がブランド力を高める時代に何が必要なのか――今回はそのヒントを探ります。
【内容まとめ】
1. 週末限定のモデル活動と“会わずに撮影”するリモフォト
「週末モデル」は、平日は会社勤めをしながら、週末だけモデルとして活動する人を企業とマッチングする新サービスです。さらに「リモフォト」というオンライン撮影システムを追加することで、モデルと企業が対面せずに商品撮影を進められる仕組みが整いました。
これにより、撮影のための移動やスタジオ手配などの無駄を大幅に削減。働き方の自動化が進むことで、“フリーランスモデル”のような個人の可能性がさらに広がっています。
2. インフルエンサーを生む自動化・効率化の仕組み
企業が個人のコーディネート力や撮影スキルを活用できることで、いずれはSNS上で影響力を持つインフルエンサーが次々と生まれる可能性が高まっています。優れたモデルやスタイリストが、週末だけの活動から一躍人気者になる未来も、もはや夢物語ではないでしょう。
こうした自動化・効率化の仕組みによって、個人の仕事が新たな価値を生み、結果的に企業と消費者双方にメリットをもたらす構造が生まれつつあります。
3. ZOZOの個人ブランド支援とSNS活用
この流れを加速させる取り組みの一つが、ZOZOによる「個人ブランド支援」です。SNSで影響力のある人々に商品開発や物流のノウハウを提供し、さらに販売とプロモーションを支援することで、個人そのものをブランド化してしまおうという試みです。
これにより、独自のファンを持つインフルエンサーやクリエイターが、従来の企業スキームにとらわれず、自由度の高いものづくりと販売を実現できます。
4. 場所にとらわれない働き方がもたらす新しいショッピング体験
週末モデルやリモフォト、さらには個人ブランド支援など、場所にとらわれずに個人の能力を最大限に活かすサービスは、コロナ禍を転機として一気に普及し始めています。ネット通販やSNSとの連動によって、新しいショッピング体験もどんどん生まれています。
企業と個人が協力して価値を生み出す時代――これに対応できないと、従来の小売店や商業施設は時代に取り残される可能性が高いと言えるでしょう。
- 【番組情報】
- 番組名: connect
- 放送局: 77.6FM「FMドラマシティ」
- 司会: エーデルワイスファーム 野崎 創さん
- 放送時間: 毎週木曜AM11:00~生放送
- 北海道発の番組ながら、全国どこでもPCやスマホで気軽に視聴できます。
- • スマホアプリ 「リスラジ」 → 「選局」 → 「776FM FMドラマシティ wonder storage」
- • ウェブサイト http://listenradio.jp → 「全国のラジオ局 → 北海道 → radio TXT fm dramacity」
- • (PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)
「メディアは身近なものになったからこそ、発信者の中身が問われる」という野崎さんの想いから始まった、僕の「アナザーエディション」。許される限り、隔週で出演しています。場所を超え、個人が活躍できる今だからこそ、新しい働き方の可能性を一緒に探ってみませんか。