アグレッシブ烈子 シーズン3 Netflix で8月27日 配信 開始
Netflix が活況に湧く。先ほど、株式会社サンリオと、株式会社ファンワークス、Netflix 株式会社の3 社は Netflix オリジナルアニメシリーズ「 アグレッシブ烈子 」シーズン 3(英語名:Aggretsuko)を、2020 年 8 月 27 日(木)に配信開始すると発表した。©2015, 2020 SANRIO サンリオ/TBS・ファンワークス
烈子とは、キャラリーマン商事株式会社の経理部で働くレッサーパンダ。
憧れの商社で華の丸の内OL生活と思いきや、現実は無茶な仕事を押し付けてくる上司や自分勝手な同僚に振り回されて、ぐったり。上司や同僚へ言い返せない怒りがいよいよたまると、我慢できずに、一人カラオケで「デスメタル」を歌ってストレスを発散するのだ。
シーズン 2 では、只野との”ヒミツの恋”に夢中になった烈子。それも終止符を打ち、再び“平凡な OL”に戻ったわけだが、この度解禁されたシーズン 3 のキービジュアルでは、エレキギターを手に持ち、新たな挑戦へ挑んでいく姿が描かれている。過去シーズンからお馴染みの鷲美やゴリ部長、フェネコといった人気キャラクターが勢ぞろいで、勿論、個性豊かな新キャラクターも参戦。
特に、「OTMGirls」は注目で、マナカ、ミギー、ヒダリンという3 人組は、駆け出しの地下アイドルグループなのだ。下の写真の通り、チェックのリボンが可愛らしく印象的。ただ、背後には、いかにも業界人という見た目の豹堂で、彼こそが「OTMGirls」の敏腕プロデューサーなのだ。
この「OTMGirls」のビジュアルについても、全世界同時配信に先駆けて、本日解禁したものだ。
交わることのないはずの彼らもまた烈子の生活にストレスの火種をまく存在となってしまうのか、気になるところ。
そして、後方で鋭い表情をみせるハイ田もの存在はいかに。これまで烈子に想いを寄せながらも良き同僚止まりだったハイ田は、三度目の正直でついに烈子のハートを射止めることができるのか。どれもそれぞれのキャラクターが混ざり合って、興味惹かれるストーリーに仕上がっている。
サンリオの優しい世界観を持ちながら、上司や同僚の身勝手さについつい、引き受けて怒りが溜まってしまうシチュエーションなどで共感を集めるこの作品。
しかも、映像制作でファンワークスが手掛けているのが注目で、彼らは、そのキャラクターの持つ雰囲気や風合いを上手に、短い時間のアニメーションにこめている。
ファンワークスは、まさにアニメの王道で使う表現技法をアレンジしながら、そのライセンス元の納得する答えを出してきており、そこに信頼を得られている。だから、キャラクターのアニメ制作の表現においては、短くとも何を表現するかに重きが置かれていたという着地に至り、高山さんの一連の発言に繋がっていくのである。
サンリオのキャラを大事に育てる姿勢、そして、だからこそ生きてくるファンワークスの制作の姿勢。そして新たなコンテンツに投資を行い、そこに活路を作って、多くのユーザーに新鮮さを持って、エンタメを提供する、Netflixの三位一体の熱のこもった取り組みだからこそ、日本発の誇れるコンテンツになっているのだ。
- タイトル:Netflix オリジナルアニメシリーズ『アグレッシブ烈子』シーズン3
- 配信:2020 年 8 月 27 日(木)より、Netflix にて全世界独占配信