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バルクオム メンズスキンケア 革命 マツキヨ 等 1371店進出

 時代と共に、固定概念をいとも簡単に打ち砕く。オンラインの浸透も含め、多様な価値観を受け入れる時代で、コスメと言って、女性を思い浮かべるのはもう古くなっている。当たり前に マツキヨ に並ぶ。株式会社バルクオムが運営する、 メンズスキンケア ブランド「BULK HOMME」(以下 バルクオム )は、ドラッグストアのマツモトキヨシグループ・ココカラファイングループの1,371店舗で順次販売を開始しており、その勢いを見て思った。

バルクオム マツキヨ 等に進出で メンズスキンケア をもっと身近に

バルクオム とは?

バルクオム

バルクオム

そもそも、バルクオムには「メンズスキンケアブランド世界シェアNo.1」というビジョンがあって、そこに特化したことに価値がある。メンズスキンケアのベーシックを追求し、世界中の男性の肌へ新しい価値を提供するブランドで、化粧というよりは、スキンケアに重きを置いている。

女性もそうだが、年齢と共に、土台となる肌への労りを大事にする傾向があって、基礎化粧品などを重用するようになっていく。女性の場合は、その上の化粧のノリなどに繋がってくるが、男性においてはそのままのハリツヤが人々の印象を変え、ファッション以外のお洒落であり、肌への優しさである。外見から変わることで、人は自信が持てたり、前向きになれたりする。

事業の開始である2013年以来、取り扱い店舗は、最初こそオンラインストアなどであったが、美容院・サロンなどへと広がり、バラエティショップ、GMS、を中心に数を増やしていて、今や累計1,300以上の店舗で販売を行っていて、伸びていることはわかる。

男性へのこうした考えは、受け入れられつつあり、2019年には世界608ブランドがエントリーした「Cosmoprof Awards 2019」のHair Product部門で「THE SHAMPOO」がグランプリ受賞、2020年5月にはイギリスの美容健康メディアが主催する「Pure Beauty Global Award2020」のBest New Male Skin and Body Care Product部門で「THE FACE WASH」がグランプリを受賞するなど海外でも数多くの賞を受賞しているのだ。

バルクオム メンズスキンケア を広めるべく もっと身近な マツキヨ に着目

そして、コロナ禍の2020年4月~6月の売上は、前年同月比約190%となった。今回のこの売上増は、5月に関東地区で放送したTV-CMによりバルクオムの認知が拡大したことによる店舗での指名買いが増えたのではないか、と同社は指摘している。

上記にも示したとおり、TV-CMによる認知拡大、コロナ禍における巣ごもり需要拡大という追い風を受けて、身近な場所に存在するマツモトキヨシグループ・ココカラファイングループで購入できることで、さらなる拡大を狙う。

事実、マツモトキヨシグループ・ココカラファイングループは、コスメ市場において販売経路としては規模が大きく、かつ同店は他のドラッグストアと比べても、化粧品の売上比率が高いという傾向がある

なるほど。 マツキヨ の身近さ、コスメが バルクオム の潜在的な力を引き出すものと見ている。

マツモトキヨシグループ・ココカラファイングループで年間2億5千万円の売上を目指すとしており、意気軒昂。これからの時代は多様性を受け入れ、その層に対してチャレンジし、身の丈に合わせて地道に成長を続けることができる時代だからこそ、このマーケットも生まれた。また、その蓄積があるからこそ、この マツキヨ などへの展開もあって、当初からは想像できない展開も可能となり、今の時代に相応しい進化の仕方があることを、示してくれている。

今日はこの辺で。