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大阪府 コロナウイルス 寄付 金、9日間で1億円達成

 地域愛の為せる技。大阪の皆さんの本気を感じる結果となった。つい先日、さとふるでは、『大阪府 新型コロナウイルス助け合い基金』というふるさと納税制度を通じた新型 コロナウイルス 感染症で影響の大きな人への 寄付 を開始したが、本日2020年5月8日、1 億円を突破したと発表した。寄付受け付け開始からわずか 9 日間である。

さとふるの「新型コロナウイルス医療対策支援寄付」とは?

そもそもさとふるがやっているこの取り組みとはなんだろう。さとふるは、4月24日に「新型コロナウイルス医療対策支援寄付」サイトを立ち上げており、これは「ふるさと納税制度」を活用して掲載自治体に 1,000 円から 1 円単位で指定した金額を寄付することができるようにしたものだ。

外で募金活動をすることなく、自宅にいながらしてふるさと納税の仕組みを通じて、寄付という行動に繋げ、悩む人を救う、テクノロジーの進化と知恵がもたした今に相応しい「人助け」である。

ちなみに、大阪は、その中で、4月30日に開設しており、特設ページというのは例えば、大阪の例で言えば、下記になる。https://www.satofull.jp/static/oenkifu/corona_virus_pref-osaka.php

「返礼品を希望しない」という言葉に重みがある。ここで、この仕組みで寄付をした人の行動はまさに善意そのものである。

寄付者は、新型コロナウイルス感染症の最前線で、感染リスクへの不安を抱えながら、昼夜を問わず感染者の治療や療養の対応にあたる医療関係者などを支援することができるわけだ。

集まった寄付の76%が大阪府在住の人

また「さとふる」を通じた本基金への寄付は自治体に費用が発生することはなく、寄付決済手数料についてもさとふるが負担している。つまり、寄付者からの善意を心から最大限尊重して、そのまま自治体へ届けることになっている。

特設ページには、4月30日午前10時に開設した段階で、既に多くの寄付が集まっており、8 日午後 1 時時点で、約 1 億 170 万円(3,632 件)の寄付が集まっている。注目すべきはこの集まった寄付の76.2%が大阪府在住の人からの寄付であり、同じ地域内の医療関係者を支援しようとする地域愛に支えられてのものであることがよくわかった。

大阪府知事である吉村洋文さんの強いリーダーシップと行動力で、日々少しでも感染拡大防止をしようする姿が連日、見られて、胸打つ部分もあるが、大阪に住む人たちも負けてはいないわけだ。気持ち一つ、まさに一丸となって、この窮地を乗り切ろうとしている。

勿論、これは大阪だけの話ではなく、他の地域でも続々と寄付する動きが見られている。皆、戦っているのだ。今自分たちが置かれている環境の中で、それぞれが最大限、尽くそうとする、ニッポンの姿がこの数字にしっかり現れている。

今日はこの辺で。