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ラジオ出演:NFTって何よ?/ふるさと納税の物流

77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演します。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話すのは・・・

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 一つ目は2022年一発目なので、未来の話が良いかなということで、NFTの話題です。これにより経済活動の拠点が、リアルからデジタルに移るという話です。NFTというのはノンファンジブル・トークンと言って、アートなどにおいて、それがデジタル上での資産として、固有の価値を持たせるもののことを言います。

  要は、ブロックチェーン技術を活用して、その価値は代替え不可なものにすることなので、それ自体に値段をつけることも可能になります。わかりやすくいえば、世界で一つしかないリアル絵画のようなものが、デジタル上にも唯一無二のものとして、存在するということです。

 例えば、Twitterの創業者の投稿をNFT化して販売したら、291万5835ドルで落札されて、日本円でその額約3億1640万円です。なんで富裕層がそれをこぞって買うかというと、リアルにある固有の資産より伸び代があるからなんです。

 それは最近、Facebookがメタに社名を変えてメタバースの世界を主張し始めていることとも関係があると思っていて、だからNFTに注目しました。ちなみにメタバースっていうのは極論、何年か前にやっていた「セカンドライフ」と変わらないわけで、僕はそこまで意識していなかったのですがそうでもないなと。

 というのは、当時と違うのはそこに経済があるということ。デジタル上で決済することと、デジタル上で価値が生まれることが同時に起こるから、メタ社はそこの土地代や経済活動にあたるマージンを取れれば、十分、お金になりうる。お金になるという着地が見えているから、彼らは仮想現実に投資をしていて、発展性が見込まれるわけです。

 そう考えるとFacebookもその序章なんですよね。

 この上で生活すれば、デジタル上の自分の部屋に価値ある絵なども飾れたりするから、すると、先ほど触れた「NFT」も並行して成長していくわけで、これってECが置き換わっている部分でもあるわけです。

 もう一つは、ふるさと納税のプラットフォームが物流に力を入れ始めて、最近、倉庫まで作っているという話で僕自身がさとふるの倉庫に潜入した話です。

 彼らが倉庫を構えるようになった理由は食品が多く、日付け指定が重要だから。彼らが一括して、東京都内にある某所集めて、そこから送ればそれができ、コストも抑えられると。一方で未知数なので堅実さもあって、なるほどなと思ったのは、扱うのを北海道と九州の事業者の返礼品を中心にしています。

 ふるさと納税のボリュームゾーンが首都圏にあるから、そこから距離がある場所から始めたわけです。それで極力、今は大きな事業者にしていると。大きな事業者であれば、1社でトラック一台分の受注があるのでここまでの配送費が最も小さいからです。

 それをやりながら、倉庫内の生産性を高くして自身が理解を深めると共に、今後は、徐々に集荷にあたっては、1事業者1台から、相乗りで複数の事業者の分を一台で地域ごと集荷できるようにしていく。そうすれば、事業者の幅が広げられるので、今度は、地域を首都圏に近づけていくという考えです。

 これって冷凍に関してですけど、実はふるさと納税自体に物流を意識しないといけないということに気付かされたというのです。急激にマーケットが拡大したので、生産者側が出荷に追いつかなく、またECに関する知見がない事業者も少なくないので、自分達がこういう倉庫を作り、生産体制を強化することが結果的に、このマーケットの拡大と地方の救済に意味をもたらしそうだという話があって、時代は変わっていることを痛感しました。

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。

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