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ラジオ出演 2021/08/19:仕事も商品もこれからはアート思考が大事

77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演します。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話すのは・・・

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  今回は、通販を通して活躍する女性二人のお話をしたいなと思います。一人目が、アート感覚を重んじる通販サイト「ハラペコラボ」代表野尻さん。

 野尻さんは多摩美術大学へと進学し、アートを学んで紆余曲折あって、普通の会社員の経験ののち、主婦となります。そこで、思いがけず独立することになり、ケータリングのお仕事をしながら、アートの魅力を再確認して、ケータリングで表現していたのをテーブルクロスにして、食品と一緒に商品を販売し始めたら繁盛したというのです。

 食品もアートにできないか、と言って「こうぶつヲカシ」という商品を手がけて、琥珀糖を「鉱物(鉱山資源)」に見立てて、スタッフが繊細に刻んで、贈り物用の箱に詰めて、商品に仕上げたんです。すると、これがインスタグラムなどで大ブレイクしてBASEで販売したら、BASE150万店のうち、28位になり、その商品はKADOKAWAで書籍にもなった。

 それも凄いのですけどスタッフが全員主婦なんです。世の中の会社って、主婦に対して「仕事をセーブして」みたいな感じがあるのですけど、違うんです。そこは最初から28名もいて、それは才能が発揮されやすいように、時間とかをうまく駆使して、それぞれの時間帯に合わせて、フォローもしやすくするため、引け目を感じることなく、ヒットが生まれた。

 驚きなのは福岡で起業して、福岡で社員を集めたのに、その後、社長の野尻さんは、旦那さんが大阪に転勤されて、社長なのに大坂在住。本社には来ないでリモートで事業をやっている。通販の可能性や発想自体も女性らしく既成概念にとらわれていないというお話です。

 もう一人は加藤ジーナさん。「miss♡gina」という通販を展開していて扱う商品は全て企業から集めた廃棄の布や服飾副資材を元に自らが作ったものなんですけど、彼女の年齢を聞いたら、25歳の女の子。

 親が服飾店をやっていたのもあるけど、あえて彼女は別にネット通販で服飾系を販売する決意に至ったのだと聞いて、すごいなと。就活もしていたけど、自分でメッセージを発信していくべきだと思っただそうです。きっかけは、バングラデシュのビル崩落のニュース。

 彼女は「バングラデシュは世界の名だたるブランドの衣料品工場が数多く集中していますが、生産を優先して工場に耐久力に不備があっても放置していたら、悲劇は起こり、崩れ去って、その衣料品工場で働く若い女性の命が多く失われたと。産業主義がもたらした悲劇で、彼女は自らの意思で就活せずにサスティナブルを追うんです。

 結果、それは自ら親の服飾とかとは関係なく、アップサイクルと言って自分で、廃棄されるようなものを敢えて集めてきて、服の価値に変えていくということをやっています。共通するのは、個人が意思を持ち、行動できる世の中で、女性ならではの価値観が着実に新しい切り口でビジネスに新風をもたらしているなと思ったという話です。

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。

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