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ラジオ出演:在庫の意識が企業を変える

 77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演しています。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話したのは・・・

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■デジタルシフトの意味ですかね。デジタルシフトということは、よく言われることですが、
実際には、リアルで売れないから、デジタルに売り場を求めるってことなんだと思います。

■でも、AMSというアパレル企業の物流からバックヤード全般に関わるシステム企業と話していて、そこじゃないのかも、と思いました。

■例えば、アパレルの多くは在庫の意識がなくて、入ってきたものを売る体質だった。だから、どこにその在庫が余っているか分からなく本当は売れるものを売り逃して、みたいな事が当たり前に放置されていた。

■そのAMSは思った。どこに何があるかスタッフが誰1人分かっていないので、これは企業として窮地に追い込まれると。

■その企業は、シンプルに在庫を一つにする、というただそれだけの為に、自分の所のシステム提供する前に、エクセルで、データを整理したそう。実は、そっちの事の方がなによりも会社にとって業績が改善する大きな要素になったと。

■デジタル化は、売り先が増えて、会社が良くなるのではなく、いわゆるデータの使い方を理解して、正しく活用されて、利益率が改善されて良くなる。この視点を持つことが大事なのではないか、と痛感した、という話です。

■あとは、楽天EXPOの三木谷さんの話を聞いてて、楽天が「楽天モバイル」を押す理由の一つに、アプリ「Rakuten LINK」にありそうだな、と思ったという話です。

■「Rakuten LINK」とは無料電話、メッセージSMS ニュース ペイメントなどの要素が詰まった、コミュニケーションアプリ。LINEみたいなものです。他のメディアはあまり三木谷さんの話、そこまで取り上げてなかったけど、僕はへぇーと思いまして。

■このアプリは、LINEみたいだから、ニュースやペイメントなどを備えているので、日常、楽天モバイルのユーザーがそのアプリを触れる機会が増えていく。これって、昨今で他の企業でも叫ばれている「スーパーアプリ化」を狙っているのではないか、と。

■経済圏の在り方も変わるのかなと。楽天という冠のアライアンスを形成していたけど、楽天のサービス全体の売り上げをさらに底上げできる為には、サービスの起点となるスマホというデバイスそのものをとりに行ったんだろうなと。

■デジタルを起点に日常が形成されて、リアルの意味を感じる、そんな時代も間も無くです、そして、その要はまずは、スマホなのかも、そんなお話です。

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。

■【スマホアプリの「リスラジ」から「選局」→「776FM FMドラマシティ wonder storage」で選ぶ 】

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