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ラジオ出演:ライオンやJKに学ぶ マスではない戦略

 77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」に、11時から生放送(毎週木曜AM11:00から)に出演しています。今話題の、今注目の・・・様々な問題やテーマについて切り込む時間。今回話したのは・・・

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■今回は「ライオン」とモール「ロハコ」の連携による、ものづくりもデジタル化していくんだな、と言う話とデジタル化が進むと着眼点次第で、自分たちが価値を生み出せることに気づいた女子高生社長の話題です。

■「ライオン」と言えば、マスにテレビ広告を打ち、不特定多数の人たちに売っていたわけで、ある意味、商品を作って売ったら、終わりだったわけです。それがデジタル化に伴い、そこにある程度、投資をするようになった。

■具体的には、子供向けの歯ブラシを発売するのですが、それがIOT商品になっています。センサーがついていて、歯ブラシの動きを察知して、データを蓄積し、手持ちのスマホと連動させる。子供は歯磨き嫌いが多いので、スマホアプリに絵本が出てきて、この絵本の内容が歯磨きするほど進展する仕組みになっている。

■こうすることで、子供たちと親との関係構築に商品が一役買った後で、この商品は、ロハコをメインに販売していく。ロハコでは昨年来、購買データをメーカーにフィードバックして、マーケティングにつなげてもらう動きをしているので、例えば、この歯ブラシを買った人は、歯磨き粉を何を買うのか、とか、他で何を購入する傾向があって、いつ、この歯ブラシを卒業するのか、などまで、追いかけるんだな、と。

■商品がデバイスとなって、その人のデータを蓄積し、顧客満足度を上げていく時代なのだなと思うのです。

■もう一つは、着眼点次第で、自分たちが価値を生み出せることに気づいた女子高生の話です。対象を女子中高生に限定してレンタルをするというもので、レンタル料を1着500円。女子中高生において予算は限られているし、彼女達がSNSでその服を表現してくれたら、それがアパレル企業にとっての価値になるので、そのレンタル料で済むという話なんです。

■これをやっている会社の社長が女子高生なんです。

■ネットというのは、これまでなかったところに価値をもたらし、新たな可能性を醸成するものだな、と思うんです。という感じです。

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77.6FM 「FMドラマシティ」エーデルワイスファーム野崎創さん司会「connect」この番組は、「エーデルワイスファーム」野崎創さんの司会によるもので、北海道を中心としたものですが、全国どこでも聞くことができます(PCの場合、Flashプレイヤーが必要です)。野崎さんは、「メディアは身近なものになったんですよ。 だからこそ、発信力がある人が中身あることを継続してやれるかどうか。 そういったお話を一緒にぜひ作りましょう。」と声をかけてくれて、僕の「アナザーエディション」というコーナーが始まりました。許される限り、隔週で出演してます。

■【スマホアプリの「リスラジ」から「選局」→「776FM FMドラマシティ wonder storage」で選ぶ 】

■【ウェブサイト(http://listenradio.jp)から「全国のラジオ局→北海道→radio TXT fm dramacity」で選ぶ】