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服 の長持ちで 顧客 を継続 10YC の仕組み

 今はまさに一つ一つのブランドがどんな意識で取り組んでいるのかが問われている時代。だから 服 の下取り、修理などでお客様との関係性を築き、そのブランドの姿勢を育んでいくこともあるのだろう。株式会社 10YC (ブランドも同名)が発表した新たなサービスを聞いて、僕は、ものづくりにおける新しい感覚に気づかせてくれるものだなと感じたのだ。

服 を長持ちさせる 10YC の3つの工夫

 新しいサービスとは3つで、ある意味、最近の言葉で言うと「サスティナブル」ということになろうが、単純に流行りに乗ったものではなく、真に服を長持ちさせようという工夫で、ブランド育成しようと姿勢が見られるので取り上げた。

 具体的には、下取りサービス「THANKYOU BACK(サンキューバック)」、修理サービス「TSUGITASHI(ツギタシ)」、廃棄される生地を使用した商品開発企画の「JANAIHOU(ジャナイホウ)」である。

下取りサービス「THANKYOU BACK」

 下取りサービス「THANKYOU BACK」は既に購入している商品を10YCに戻すと、10YC WEBサイトで使える下取り価格分のTHANKYOU コードを渡すものである。THANKYOU BACKした商品は、10YCでクリーニングやリメイクを行い、2021年9月ごろ開始予定の自社二次流通サイトにて再販売を行う予定であるという。

修理サービス「TSUGITASHI」

 修理サービス「TSUGITASHI」は10YCで販売している商品で壊れたり傷んだりした箇所を修理をおこなうもの。着ていく中で傷んでしまった衿や袖口、裾のリブを新しいものに取り替えるリブ付け替えを行うわけだが、これも視点が面白い。例えば、商品の素材などで、アップデートした際には商品そのものを生産にかけるのであるが、このサービスを利用することで購入したお客様がそのアップデートした分を取り入れて、修理に反映されるというわけである。

無駄なものを出さない「JANAIHOU」

 「JANAIHOU」は、洋服を作る際に出る生地の切れ端や使われずに余った生地を使用して、新たな商品を作るというもの。生地を裁断(洋服の形に生地を切ること)するときに出る切れ端や少しだけ余ってしまった生地を使って、キャップや巾着袋、ブックカバーなどの小物であれば、商品化できる仕組みができた、というわけなのだ。

服 も顧客とメーカーで育むものと考える 10YC

 このサービスは彼らの考え方に紐づいていて、それをひとつの町として表現している。つまり、この町には洋服を作る人、洋服を買う人がいて、そして使っている人がいるという。

 思うに、今までは一方的に、デザイナーがそのセンスで半ば、プロモーションの元にある程度の数量販売されて、そこである一定の役目を終えていたのかもしれない。

 でも、よくよく考えればお客様がいてその使い続ける過程で、実は改めてメーカーとのやりとりがあって然るべきだと思った。修繕や下取りを通してその素材を有効活用して、そのお客様との関係性を密にまた、自然に優しい形で還元できるわけである。

僕は継続的なお客様との関係性は、人と人など色々な視点で見てきたけど、こういう風に仕組みで、長きに渡り、服を大事にするという想いを互いに育みながら、やっていくのは非常に好感が持てた次第だ。

 今日はこの辺で。

 

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