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入魂 コクヨデザインアワード 2021

 コクヨ株式会社は、「 コクヨデザインアワード 2021 」を開催した。これは、働く・学ぶ・暮らすシーンで新しい価値を生み出すプロダクトデザインを集めて商品化を目指すコンペティション。2020年8月21日~10月19日に応募を募り、国内外57か国から応募された合計1,401点(国内795点、海外606点)を審査した結果、受賞作品計 4作品を決定した。

 それでは受賞作品を見ていくことにしよう。共通して言えるのは文具でありながら、日常に溶け込むイメージが強く、どことなく洗練されていてカジュアルな使い道が特徴だ。

コクヨデザインアワード 2021 受賞作品の数々

作品名:RAE
一般名称:デスクトップオーガナイザー

 要は、クリップなどを置いておけるケースであり、組み立て式で、これは新たな仕事環境にも自然になじみ、ツール、空間、心を新たな状況でもきちんとひとところに落ち着かせることができるもの。洗練されたデザインもまた、これまでの文具のイメージを変えてくれる。
作者:Milla & Erlend(Milla Eveliina Niskakoski、Erlend Storsul Opdahl)

作品名:質感認識する鉛筆
一般名称:鉛筆

 一見すると、鉛筆なのだが、色分けをすることよりも、色の濃淡を表現することに重きを置き、かつそれを本能的にチョイスできるように芯の硬度や濃度を、光沢や黒の濃淡で軸の色や形状に反映している。
感覚的に鉛筆を使うのがこれまでにない。手で感じ、目で観察することで誰でもその物の個性を把握できるという提案である。
作者:Soh YunPing

作品名:コドモノギス
一般名称:ノギス

 工作したり測ったりする上で欠かせないノギス。
既存のノギスは工具としての印象が強く、子供は元より専門的な領域の人以外は触れる機会がほとんどないことに着目した。そこで、コドモノギスはノギスに備わる4つの機能を分解したということ。
それぞれを単機能にすることで、身近なものとなり、子供向けの“文具”に変えた。円や球を学ぶ延長線でノギスを使用することで、身の回りのモノだけでなく道具自体に興味を持ち、“測る”という行為から創造性を養う視点が新しい。
作者:山浦晃司

作品名:学びに寄り添うマイボトル
一般名称:水筒

 マイボトルを使う人が増えていて、環境への配慮に加え、昨今は感染予防の観点でこまめな水分補給が推奨されているのも事実。勉強や仕事の最中も机の上にマイボトルを置くことが普通になってきたから、であれば、「文具の一部」として置き換えたらどうだろうという発想だ。倒れず転がらず使いやすい、これからの学びのお供にぴったりなNewスタンダードである。
作者:松浦泰明

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