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楽天経済圏で「寄せ活」――お得で充実した日常を手に入れる方法

 昨今、色々と経済圏が出てきたことで、お得に生活する“節約術”の中身が変わってきているように思います。2024年12月5日に行われた楽天グループによる記者説明会では、「寄せ活」という生活スタイルについて言及しました。楽天経済圏の概要、ポイントサービス市場の成長、そして「寄せ活」を通じて生活を充実させる実践例まで、説明してくれました。ポイントを効率的に貯めて活用することで、暮らしに豊かさを加えるその方法を詳しく解説します。

楽天経済圏とは?――多彩なサービスをつなぐ共通ポイントの力

 「寄せ活」というキーワードに入る前に、彼らの楽天経済圏について、触れることにしましょう。

 楽天経済圏とは、楽天市場をはじめとする70以上のサービスが、楽天ポイントという共通ポイントでつながり、利用者に多大なメリットをもたらす仕組みです。楽天ポイントという共通ポイントで結ばれ、サービスを利用すればするほどポイント還元率が上がり、お得になる仕組みで、それが消費者にも浸透しています。

 例えば、楽天モバイルを利用すれば、楽天市場でのポイント還元率が大幅に上がり、楽天トラベルでは旅行中の支払いでさらにポイントを貯めることができます。

 このように、楽天経済圏のサービスを連携して利用することで、日常生活のあらゆる場面でお得を生み出せるのが特徴です。

ポイント市場の成長と「寄せ活」の広がり

 それらポイントサービス市場は楽天だけでなく、色々なところで実施されており、年々拡大。2024年度には約2.8兆円に達すると予測されています。

 調査によれば、楽天経済圏を意識して利用している人は、消費者の4割以上にのぼることがわかっています。背景にあるのは、楽天ポイントの貯めやすさや使いやすさ。そこが、他の経済圏にない大きな魅力となっていると、彼らは胸を張ります。

 記者説明会では、利用する経済圏を1~2つに絞り込む傾向があることも示されました。逆に、ここに選ばれやすいのが、楽天ポイントということでしょう。また、この「絞り込み」が、経済圏内での効率的なポイント活用を生み出し、楽天経済圏の成長をさらに後押ししています。

 それを前提に、利用するサービスを「寄せる」ことで、ポイント還元を最大化し、お得に生活を楽しめるライフスタイルを提案しようというわけです。つまり、彼らはここで「寄せ活」というテーマを掲げて、その中身に触れていくわけです。

時短節約家・くぅちゃん氏が実践する「寄せ活」のリアル

 記者会見のハイライトとして、時短節約家・くぅちゃん氏が「寄せ活」の実例を披露しました。2011年に楽天カードを作ったことをきっかけに楽天経済圏を活用し始めた彼女は、日々の生活の中で効率的にポイントを貯める工夫をしています。

朝のルーティーン

 くぅちゃん氏の1日は、楽天ポイントを貯めることから始まります。スーパーポイントスクリーンや楽天ヘルスケアアプリを利用し、健康管理をしながらポイントを獲得。ランニングで1日5000歩を達成すれば、追加のポイントが得られるなど、楽しみながら節約に繋げています。下のスケジュール、見てください。徹底していますよね。

買い物と節約術

 感心したのは、起床するなり、楽天Point Clubを開くこと。あとはご覧の通り。

朝のルーティーン: スーパーポイントスクリーンや楽天ポイントクラブのミッションをこなし、「楽天ヘルスケア」で健康管理とポイント獲得を両立。

昼の活用術: スーパーセールやお買い物マラソンの計画的な活用。必要なものをよりお得に購入。

夜の締め: クーポン情報やインフルエンサーのおすすめ商品のチェックをルーティーンに組み込み、ポイントのさらなる活用を追求

 楽天市場のスーパーセールやお買い物マラソンを活用して、必要なものを計画的に購入。また、日常の買い物では極力、楽天ペイを使う事を推奨。楽天カードで楽天ペイをチャージするなどして、組み合わせることで、最大ポイントの「5重取り」を実現。生活用品から嗜好品までお得に手に入れています。要点を下記のようにまとめてくれています。

ポイントを資産に

さらに、貯まったポイントを運用し、3年間で31%の運用益を達成。彼女にとって、ポイントは単なるお得なものではなく、資産形成の一部として位置づけられています。昨今、NISAなどが脚光を浴びていますが、それらにはない手軽さがあると彼女は言います。

楽天トラベルと楽天モバイルで「寄せ活」をさらに広げる

 今は楽天市場やその他周辺の生活アプリでしたが、欠かせないのが、楽天トラベル。「楽天トラベルボーナスプログラム」によって利用回数に応じたポイント還元が可能です。

 楽天トラベルでは、「楽天トラベルボーナスプログラム」が提供されており、過去の利用回数に応じてポイント還元率が上昇します。例えば、年に4〜6回利用する場合、ポイント倍率が1倍追加され、6万円の宿泊を予約した際に1,200ポイントが獲得できる仕組みです 。

 さらに、楽天トラベルと楽天モバイルを組み合わせるとお得感は倍増します。現在、楽天トラベルで海外旅行を予約し、楽天モバイルを利用すると、海外データ通信が最大5GBまで無料になるキャンペーンも実施中です。このように、旅行予約や通信サービスを楽天に「寄せる」ことで、コストを削減しながらポイント還元を最大化できます。

 つまり、楽天モバイルを利用することで通信費を節約しつつ、楽天市場でのポイント還元率をアップさせるなど、生活全般を通じたお得な仕組みを形成しているというわけです。これらのサービスを組み合わせることで、「寄せ活」のメリットをさらに拡大することが可能です。

 改めてくぅちゃんのその中身を見てみると2024年11月だけで9617ポイント集められたと言います。約一万円相当ですからね、驚いてしまった次第です。

「寄せ活」でお得な生活を始めよう

 そう考えると、楽天経済圏を活用した「寄せ活」は、単なる節約術ではなく、日々の暮らしを豊かにする新しいライフスタイルです。この日はインフルエンサーの山本月さんの姿も見られました。彼女のようなZ世代はまだこのイベントで初めて知る情報も多く、「帰ってすぐにでも実践したい」と。この一歩がまた、新しい経済圏の活性化の呼び水になる予感も。

 楽天に言わせれば、この言葉に尽きるでしょう。

・・・知らなきゃ損。「寄せ活」は、楽天が築き上げてきた軌跡であり、奥が深いですね。

 改めて、時短節約家・くぅちゃん氏の実践例からもわかるように、ポイントを効率的に貯め、使い、増やすことで、暮らし全般にプラスの価値をもたらします。楽天トラベルや楽天モバイルなど、多彩なサービスを組み合わせて、「寄せ活」で日常をもっとお得で充実したものにしてみる価値はあるでしょう。

 純粋にデジタルデータがベースにあるからこそ、これだけの還元がなせるわけです。単純に安売り店にいくのではない、節約術が今の時代らしいところです。

今日はこの辺で。

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