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京西陣菓匠 宗禅「BUTTER GUILD」でお菓子とNFTとで未来を紡ぐ

面白い企画である。菓子屋とデジタルの融合であり、価値提案の多様化を感じさせる。京都西陣の和菓子処「京西陣菓匠 宗禅」は新ブランド「BUTTER GUILD」を手掛け、その世界を自由に生きる個性的なキャラクターたちをNFT化して、そのブランドの世界観を広げていくのである。お菓子としては前例のないストーリー性と世界観を表現した濃厚なバタークッキーの誕生だ。

菓子開発のコンセプトは、『コミュニティ』そして『伝統と革新』だという

「Withコロナ」の時代となり、人の集うことが抑制されコミュニケーションが取れにくくなった時代だからこそ、色々な国の人々が距離の概念を超えた自由な空間で「ただ1つの好きなもの」でつながり、仲間とともに喜びを分かち合う。そのようなワクワクとした居場所を創りたいとの想いから、バターをこよなく愛する人のためのコミュニティとして新ブランド『BUTTER GUILD(バターギルド)』が誕生した。

さて、気になるそのお菓子の中身であるが、和の菓子職人がおまんじゅうを包む技術を進化させた独自の包餡圧縮製法により、今までにない、しっとり、ホロホロとした食感の米を用いたクッキーを開発したという。そこのパッケージにキャラを添える。

先ほども個性的なキャラクターたちと書いたが、それは雑誌の表紙デザインも手掛ける新進気鋭のアーティストBull氏とコラボする事により実現。バターギルドの世界を自由に生きる個性的なキャラクターを作りあげたのである。

それをベースにして、世界最大級のNFTマーケットOpenSeaにて、『BUTTER GUILD』のキャラクターをNFTアート化したわけで、菓子業界として異例中の異例と彼ら自身が自負するのもわかる。