資生堂 SHISEIDO ライブコマース 国内参入 中国でも好評
SHISEIDOは、中国市場においてビューティーコンサルタントが出演するライブコマースを推進しています。 同国における ブランドeコマース売上は好調で、こうした背景もあり、資生堂は国内でのライブコマースを本格展開することを決定しました。 これに合わせて、 オンラインWEBカウンセリングも7月27日(月)より 「meeco」で開始するといいます。
1. グローバルブランド「SHISEIDO」の概要
「SHISEIDO」は、資生堂を代表する世界的ブランドです。資生堂の象徴である花のモチーフ「カメリア」をマークに使用することが許された唯一のブランドであり、グローバル規模で高い認知度を得ています。
2. ライブコマース国内参入の背景
資生堂「SHISEIDO」は、これまで中国市場でライブコマースを積極的に展開し、ビューティーコンサルタントが出演するリアルタイム配信によって好調な売上を上げてきました。そこで得た成功を踏まえ、日本国内でもライブコマースを本格的に導入することを決定しました。
3. ライブコマースの仕組みと特徴
• リアルタイム配信
ビューティーコンサルタントがライブ映像を通じて、化粧品の特徴や使用法を紹介。
• 双方向コミュニケーション
視聴者はチャット機能を使って質問や相談ができ、リアルタイムで専門家のアドバイスを得られます。
• 購入の流れ
配信を見ながら興味を持った商品を、「meeco」でそのまま購入可能。初回のライブコマースは7月22日(水)に配信され、マスク着用による肌荒れ対策や夏にひんやり気持ちよく使えるスキンケアが紹介される予定です。
4. 伊勢丹との協業によるシナジー
伊勢丹が持つ高い信用力と集客力を活かしつつ、SHISEIDOのビューティーコンサルタントの専門知識や商品の魅力を最大限に引き出すためにライブコマースが採用されました。化粧品や美容法に精通したプロのアドバイスは、商品力そのものを高める「付加価値」であり、オンラインでも対面さながらの説得力を発揮します。
5. 中国市場での成功と国内展開
SHISEIDOは、中国でビューティーコンサルタントが登場するライブコマースを通じてブランドeコマース売上を大きく伸ばしてきました。こうした成功が後押しとなり、資生堂全体として国内でもライブコマースに本格参入。さらに、オンラインWEBカウンセリングも7月27日(月)より「meeco」で開始し、オフラインとオンラインを融合させた柔軟な顧客対応を進めていきます。
6. 今後の方針と展望
資生堂は、強みであるビューティーコンサルタントを軸に、ライブコマースやオンラインWEBカウンセリングなどデジタルサービスを拡大し、対応ブランドやプラットフォームを増やしていく方針です。企業同士がそれぞれの強みを活かし合い、デジタルの活用によって相互にアライアンスを組むことで、新たな価値を生み出すことが重要とされています。
【まとめ】
- • 資生堂を代表する世界的ブランド「SHISEIDO」が国内でライブコマースに本格参入。
- • 中国での成功事例を活かして、ビューティーコンサルタントが出演するリアルタイム配信を導入。
- • 伊勢丹との協業により、店頭の信頼力とオンラインの利便性を掛け合わせ、商品販売の新たな形を確立。
- • 今後はオンラインWEBカウンセリングなど、顧客のニーズに合わせた柔軟なサービスを拡大していく予定。