中川政七商店 隈研吾 建築の発想で 暮らしの道具
暮らしと建築の融合。素材を労わるものづくり魂がここに。株式会社 中川政七商店 は日本を代表する建築家・ 隈研吾 率いる隈研吾建築都市設計事務所との初のコラボレーションプロジェクト「Kuma to Shika(くまとしか)」を始動させた。
2021年6月18日より、建築の発想や素材から生まれる暮らしの道具全10種を、中川政七商店オンラインショップおよび直営店、東京国立近代美術館で開催の「隈研吾展」にて数量限定発売する。また中川政七商店 渋谷店ではその開発の過程の資料や素材を公開する企画展『隈研吾と考える、建築と工芸』展を開催する。
商品ラインアップには、日本の木造建築で用いられる組木の技法を解釈してつくった飾り棚や、建築現場で使われる飛散防止用のメッシュシートを活かしたトートバッグなど、どれも隈研吾氏のエッセンスを感じる暮らしの道具である。
具体的な商品を見ていこう。
組木の飾り棚/8,800円
組木の技法を幾何学的な解釈をしてつくった飾り棚。パーツを組み合わせるだけで意外な表面起伏の棚が立ち現れます。付属のフックで複数の棚を連続して壁にかけることで、 複雑な表面起伏の壁面をつくることも。
植物で染めた花ふきん(クマザサ・スギ)/各1,320円
蚊帳(かや)に使われる、風通しが良くすぐ乾く「かや織」でつくったふきんを「ボタニカル・ダイ」という染色技法を用い、クマザサとスギで染めました。穏やかな色合いながら色落ちもしにくく、長く使える逸品である。
飛散防止シートのバッグ 中/各6.380円
飛散防止シートのバッグ 大/各7,700円 (各グレー・ホワイト)
建築現場で建物の養生に使われる飛散防止用のメッシュシートを用い、台形のトートバッグをつくった。プリーツ加工を施し、折りたたむことができる。