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Yahoo!ショッピング×LINE──ECとコミュニケーションの融合が加速

やはりこの流れになって来たか

LINEは、もともと一般消費者同士のコミュニケーションツールとしてのイメージが強い。しかし、近年は企業とユーザーの接点を強化する動きが目立っている。ヤフーは、その流れを活用し、コミュニケーションを強みにEコマースの強化を図る考えなのだろう。

Yahoo!ショッピング全ストアに「LINE公式アカウント」開設を促進

ヤフー株式会社は、「Yahoo!ショッピング」とコミュニケーションアプリ「LINE」の連携をさらに強化するため、Yahoo!ショッピングに出店しているすべてのストアを対象に、「LINE公式アカウント」開設の申込受付を2021年7月8日から開始した。

「LINE公式アカウント」は、国内ユーザー数8,800万(※1)を誇るLINEを活用した法人向けのアカウントサービスだ。ユーザーが友人や知人とメッセージをやり取りするように、企業や店舗が「友だち」となったお客様と直接コミュニケーションを取ることができる。

※1:月間アクティブユーザー数(2021年3月末時点)

LINEとの連携でコミュニケーションの質を向上

これまで「Yahoo!ショッピング」では、ユーザーが商品に関する質問をしたり、ストアからのお得情報をメールで受け取ることができた。しかし、今回の「LINE公式アカウント」との連携により、ストアとユーザーの関係はより密接なものとなる。

ストア側にとっては、LINEを活用することでユーザーとの接点が増え、よりパーソナライズされた対応が可能になる。結果として、継続的な関係を築きやすくなり、販売機会の増加にもつながる。

実際、ヤフーが行った先行事例では、従来のメールによる「ストアニュースレター」と比較し、「LINE」で送信したメッセージの開封率が約4倍に向上したという。このデータからも、LINEを活用した情報発信の効果の高さがうかがえる。

Yahoo!ショッピングにおけるLINEの活用は、ECにおける新たな顧客接点の強化策として、今後ますます注目されそうだ。

 

 

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