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熊野筆 と 坂崎千春 さん “ペンギン” コラボ、伝統と革新

長い歴史のなかで磨かれてきた伝統技術は、常に新しい挑戦によって進化を続けています。広島県熊野町で受け継がれる伝統的なメイクブラシ「熊野筆」と、イラストレーター・絵本作家として活躍する坂崎千春さんの描く“ペンギン”が出会い、誕生したのが「ペンギンクマノフデ(熊野筆)」です。

坂崎千春さんと“ペンギン”

ステーショナリーメーカーの制作室勤務を経て、1998年に独立した坂崎千春さん。フリーランスのイラストレーター・絵本作家として数々の作品を手がけており、とりわけJR東日本「Suicaのペンギン」のデザインで広く知られています。そんな彼女の愛らしい“ペンギン”を、今度は伝統ある熊野筆の技で表現するという新たなコラボレーションが実現しました。

職人技が生む“ペンギン”のかたち

「ペンギンクマノフデ」は、熊野の職人が黒と白の2色の原毛を厳選し、毛先を一切切らずに丁寧に整えることで、ブラシの先端にペンギンの顔を描き出しています。軸にはマットブラックに塗装された桜の木を使用し、底面にはブラシの毛先と同じペンギンの顔を刻印。一本一本に込められた繊細な手仕事が、まるで工芸品のような上質感を放ちます。

ペンギンが熊野筆に!

熊野筆の伝統とブランド力

熊野筆は、1975年(昭和50年)に経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」として認定されました。原材料から製法まで細やかな規定があり、熊野の地で一貫して筆づくりを行うことで、その高い品質とブランド力を守り続けています。今回のコラボレーションは、普段メイクブラシに馴染みのない人にも、その伝統の魅力を知るきっかけとなるでしょう。

特別仕様のパッケージ

パッケージには温かみのある「貼り箱」を採用し、坂崎千春さんが今回のために描き下ろした“クマノフデを手にしたペンギン”のイラストを箔押しであしらっています。ブラシを保管しておくだけでも心が弾む、特別感のあるデザインです。

坂崎千春さんからのコメント

今回、コラボレーションのお話をいただき、どんなものが出来上がるのか、ずっとわくわくしていました。ペンギンの絵を、職人さんたちが原毛を1本ずつ整えて形にしていくと知り、その作業の緻密さに驚きました。

出来上がった「ペンギンクマノフデ」は手仕事ならではの温かみが感じられて、メイクをするときはもちろん、そっと毛先に触れてみたり、ただ眺めているだけでも愛おしい…実用品として、工芸品として、ただそこに在る愛くるしいものとして、そばに置いていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

  • 商品概要
  • 商品名:さかざきちはる ペンギンクマノフデ(熊野筆)フェイスブラシ
  • 価格:5,500円+税
  • 素材:山羊毛(毛)、桜(軸)
  • 生産地:広島県安芸郡熊野町
  • 発売日:2020年5月20日(水)
  • 発売元:株式会社ヒキダシ
  • 製造元:株式会社晃祐堂

© Chiharu Sakazaki

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