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ハローキティ達が和歌山の「共通返礼品」の“応援隊”に

 和歌山県九度山町(幹事町)をはじめとした和歌山県内の8自治体は、2022年4月20日にサンリオキャラクターの「ハローキティ」、「ぽこぽん日記」、「ハンギョドン」が和歌山の「わかやま共通返礼品応援隊(以下、応援隊)」に就任することを発表した。

共通返礼品とは?

「共通返礼品」とは、複数の自治体が協力して取り扱うことができるふるさと納税の制度である。2019年から、ふるさと納税の新制度で返礼品が「地場産品」に限定されたことにより、自治体ごとの特産品の差を無くすために導入された新たな仕組みである。近年、自治体同士が連携した「共通返礼品」の取り組みは全国でも広がりを見せているのだ。

 さて、和歌山県内では、 2019年7月に13市町村から開始し、現在24市町村が協力しており、応援隊は、各町村の地場産品とコラボした返礼品開発や、感謝状・特設WEBサイト・SNSに登場し和歌山の「共通返礼品」に関する情報の発信を行うわけである。

既に和歌山では8町村からスタート

2022年4月20日時点で、応援隊を活用する自治体は「九度山町」「高野町」 「湯浅町」 「美浜町」「由良町」「すさみ町」 「那智勝浦町」 「北山村」の8町村からスタートしている。

今回のサンリオキャラクター就任は、「サンリオの3つのキャラクターで”共通返礼品”をはじめとした各町村の地場産品を盛り上げ、和歌山地域全体の活性化につなげたい」という各自治体の想いにサンリオも賛同したことで実現したものである。例えば、九度山町は真田幸村ゆかりの地として多くの歴史・文化遺産が現存している。名産は頬が落ちてしまいそうな甘い富有柿。ふるさと納税では、柿、みかん、桃、熊野牛、鮪など和歌山を代表する産品を数多く取り揃えている。

地域の個性活かし、可愛らしく応援

オリジナルデザインのハローキティでは、関ヶ原の戦いの後、大坂の陣に出るまで約14年間をすごした戦国武将「真田幸村」ゆかりの町と、品質の高い富有柿が生産されている町であることをPRしたいため、幸村の甲冑姿で名産の柿を持たせているのだ。

サンリオも、「今回は和歌山県の8自治体のふるさと納税応援隊としてご指名いただき、キャラクターが地域の活性化をPRするという、サンリオとしても新しい取り組みにチャレンジしたい」話して意気込むわけである。サンリオキャラクターが応援隊として各自治体の魅力を高めて、さらなる活性化につながっていけるか、その手腕はいかに。

Sanrio characters©2022 SANRIO CO.,LTD. APPROVAL NO.L630001