少人数でのお得なランチ利用が増加──“Go To Eatキャンペーン”をきっかけに変わる外食スタイル ぐるなび 調査
グルメサイト「ぐるなび」では、同サイトの会員を対象とした調査部門「ぐるなびリサーチ部」による、“Go To Eatキャンペーン”におけるランチ予約動向調査を実施しました。調査結果からは、少人数でのお得なランチ利用が増えている実態が明らかになっています。以下では、その主なポイントを整理してご紹介します。
月に1回以上、ランチネット予約を利用する人が倍増
まず、ランチのネット予約の頻度について尋ねたところ、46.5% が「月に1回以上利用した」という結果になりました。一方、Go To Eatキャンペーン開始前に「月に1回以上利用していた」と答えた人は26.9%にとどまっています。

つまり、Go To Eatキャンペーンをきっかけに、ランチのネット予約を利用する人が増加していることがうかがえます。従来は“外食=予約不要”というイメージもありましたが、少人数であってもネット予約することでポイントや割引などの特典を得やすくなったことが、利用者の増加につながったと考えられます。
30~40代男性の4割以上が「ひとりランチ」でGo To Eatを利用
次に、「Go To Eatキャンペーンのネット予約を利用して、誰とランチに行ったか」を聞いたところ、30代・40代男性の4割以上が1人でランチを利用していることがわかりました。
また利用人数では「2人」が最も多かったものの、その次に「1人」が続く結果となっています。こうした動向から、従来はグループ利用が中心と考えられていたキャンペーンが、実は**“ひとりランチ”や少人数**での利用にも浸透し、新しい外食スタイルが定着しつつあると言えそうです。

“お得感”と“手軽さ”がランチ選びの決め手
Go To Eatキャンペーンを利用してランチに行くお店を選ぶ理由としては、
- 1. ランチセットがお得
- 2. 自宅や職場の近隣
- 3. 価格が安い
などが挙げられました。

特にランチタイムに関しては、ディナーに比べてリーズナブルな価格設定であることが多く、さらにキャンペーンのポイント付与などによって費用を抑えることができるため、“コスパ重視”や“近さ重視”の傾向がいっそう強まっているようです。
調査概要
- • 調査期間:2020年11月9日(月)~11月10日(火)
- • 調査方法:WEBアンケート
- • 調査対象:全国
- • 回答者数:20代~60代のぐるなび会員1,000名
まとめ
今回の調査では、Go To Eatキャンペーンが始まったことで月に1回以上ランチをネット予約する人が増加し、ひとりランチや2人といった少人数での利用が目立つことが明らかになりました。また、ランチ選びの基準としては“お得感”や“手軽さ”が重視されており、ポイント活用やリーズナブルな価格設定が魅力となっています。今後も少人数や個人客を中心に、ネット予約を利用して外食を楽しむ人がますます増えていくことが予想されます。