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「食いしんぼう祭」:お取り寄せグルメが一堂に集う美食フェス

今、代々木公園では、「第15回 九州観光・物産フェアin代々木」の一環として、食いしんぼう達を魅了した「食いしんぼう祭」が開催されています。これは、楽天市場と連動したイベント。全国各地から集められた約20の出店店舗が揃い、数多くの商品が販売されているのです。多くの来場者が訪れ、お取り寄せグルメの人気商品が並ぶ賑わいの中、店舗インタビューを通じて出店者の熱い思いを伺いました。

出店者の挑戦と工夫:こだわりの一品を提供

「食いしんぼう祭」では、何よりも、店舗ごとこだわりをもった商品が多く揃っているんですよね。

「THE ROAST BEEF」はローストビーフ専門店。「ステーキやブロック肉の良さをしっかりと伝えたい」と語り、現場での試行錯誤を重ね、最適な提供方法を模索。そしてたどり着いたのが、三宿ローストビーフ丼。非常に面白いのだが、「元々、ブライダルをやっていた会社なんです」と同店。

え?コロナ禍で、急激に結婚式関係が縮小する中で考え抜いて、ネット通販でローストビーフを売ることを始めた。実際に、ローストビーフは結婚式でのフードでお肉の人気は高く、また、冷えても美味しく食べられる。通販に向いていると考え、積極的にそれを全面に出していくことにしたのです。

イベント当日は、目を引く大きなブロック肉をその場で調理し、お客様に提供する光景が見られ、参加者からも「このボリュームは圧倒的!」と好評。

大手のハウス食品?メーカーじゃないの?

また、別の店舗では、ハウス食品。これもまた意外で、「メーカーじゃないんですか?」と思わず、聞いてしまう僕。

実は、彼らの看板商品、バーモントカレーなどをそのまま、パンに入れて、本格志向の“カレーパン”。

そのカレーパンをその場で揚げることで、サクサク感とカレーとのハーモニーを楽しんでもらうといいます。実は、ここに限らず、普段は百貨店で、それをやっているとか。

つまり、ハウス食品は、メーカーとして、カレーを提供するだけではなく、いかにお客様との接点を作るかを考えているんです。だから、その素材の伝え方に多様性をもたらして、お客様の生の声に近づいていこうと考え、このスタイルに辿り着きます。商品の可能性を広げることで、自らその商品に誇りを持ち、また、多くの関心をより集めることに成功しているわけです。

今回も「現場でお客様の反応を直接見ることができる貴重な機会」として、熱気溢れるであろうこのイベントに参加しました。「お客様との距離が近いからこそ、フィードバックをすぐに反映できる」。そう語る出店者の姿からは、現場ならではの醍醐味が伝わってきます。

楽天市場との連動企画:オンラインとオフラインの融合

・商品、イベントをより深く実感してもらうリアルとネット相互利用

また、「水郷のとりやさん」から教えられて気づいたのは、オンラインとオフラインを融合させた動きについてです。

このイベントの特徴の一つに、スタンプラリーがあるんです。会場内の出店店舗で購入した商品や、特設ページからオンラインで購入した商品により、スタンプを集めることができるようにしています。集めたスタンプ数に応じて楽天ポイントが進呈されたりと、特典もあるんです。

自然にそれらを誘導するために、いろんなところに、展示されたQRコードでその概要を知らせるわけです。スマートフォンで読み取ることでその楽しさだけではなく、楽天市場の各店舗の商品ページにアクセス。詳細な情報を確認することができ、オンラインでもお得にお取り寄せを楽しめるというわけです。

特に、「水郷のとりやさん」は水郷どりのあらゆる部位を丸ごと一本にした焼き鳥など、知れば知るほど、その価値を感じるものが多い。ネットページへのアクセスで理解を深めることが利点となります。だから、オンラインとオフラインを行き来する趣向に。意義を感じているようでした。

・「うまいもの大会」とは違った魅力で新規獲得

また、ここにはかつて、「うまいもの大会」に出ていた店舗もいて、違った楽しみ方を感じたようです。

例えば、写真は「大阪の味ゆうぜん」の辻尾さんと「お芋スイーツ専門店おいもや」の関谷さん。

「大阪の味ゆうぜん」は元々肉の卸。その後、楽天市場でその強みを活かして、ハンバーグを提供するようになりました。その自慢のハンバーグを入れた贅沢な“ハンバーガー”を提供。一方、「おいもや」は、何年も続けて売上一位を達成し続けたレジェンド。

参考記事:堪能したのは全国のお店の“真心”でした。楽天うまいもの大会 2022年 3年ぶりの熱狂

そこでなにげなく、関谷さんの話を聞いていると、さすが現場を大事にする姿勢が伝わってきて、このイベントの特性をサッと説明してくれました。

それは何か。「うまいもの大会」では、毎年このイベントを楽しみに、商品を買いに来るお客さまが多い。つまり、お買い上げいただいた後に、家で開いて、楽しんだり、お友達にお裾分けするところに意味があったわけです。それに対して、「食いしんぼう祭」は寧ろ、この場を楽しもうとしているお客さまが多い。だから、提供する側も、その場で食べて楽しめるという側面を強めて、訴求の仕方を変えていくことで、また違った顧客にリーチできる。そんな側面がありそうなことを口にしていました。

結果的に、ネット通販のグルメの魅力を再発見

実際、来場者の声に耳を傾けると、やっぱり聞かれた「普段ネットでしか見ない商品を実際に目にして、食べることできるのが楽しい」という声。イベントならではの「家族でシェアできるような商品が多く、どれも美味しそう」といった感想も聞かれました。

何より、ここまで書いてきた通り、各店舗の店長に温もりを感じるわけです。これは「楽天市場」の持つ真骨頂じゃないかなと。

売ればいいのではなく、関係を大事にするお店達。だから、商品についての説明を直接聞けることの意味を、おそらく実感してもらえたのではないかと思います。「食いしんぼう祭」は、店舗のこだわりと来場者の好奇心が交わる場となり、オンラインとオフラインを融合させた新しい体験を作り上げたわけです。

その店舗の温もりや本当に逸品たる美味しさに、ふらりときたお客様も、虜になったのではないかなと思います。だって、何より、僕がここにきて、改めて「うめぇなあ」と呟いてしまったのだから。

今日はこの辺で。

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