新たな雑誌体験を生み出す!ロコンド×光文社「STORY SHOP」始動の背景と展望
ファッション通販サイトを運営するロコンドと、40代女性誌『STORY』を発行する光文社がタッグを組み、新たなECサイト「STORY SHOP」をスタートしました。雑誌×ECという取り組みが、今なぜ注目されているのか。その狙いと仕組み、今後の可能性をわかりやすく解説します。
1.ロコンドの強みと実績が光文社の新チャレンジを支える
まずロコンドについておさらいしましょう。ロコンドは「LOCONDO.jp」を運営し、靴を中心に約2,500以上のファッションブランドを公式に取り扱う通販サイトです。特徴は「自宅で試着、気軽に返品」できる独自のサービス。サイズ交換無料や返品無料など、ユーザーが安心してネットショッピングを楽しめる環境を整えています。
当初は靴中心だった品揃えも、今ではバッグやアパレル、スポーツ用品、さらには家具まで拡大。豊富な商品ラインナップと物流・顧客対応のノウハウを強みに、多彩なジャンルへフィールドを広げています。
一方、『STORY』は40代女性をメインターゲットにしたファッション・ライフスタイル誌。年齢を重ねる中での体型や肌、髪の変化、仕事・家庭環境の変化など、多くの悩みと向き合いながらも前向きなアンサーを提案する雑誌として支持を得ています。
こうした読者層への強い影響力を持つ『STORY』が、ネット通販のノウハウを豊富に持つロコンドと組むことで、新たなビジネスチャンスを生み出そうとしているのです。
2.「STORY SHOP」で実現する新しい雑誌×EC体験
今回スタートした「STORY SHOP」では、『STORY』本誌や公式Webサイト『STORY web』で紹介された商品のうち、協賛ブランドのアイテムをオンラインでスムーズに購入できる仕組みが整えられています。
読者は雑誌を通じて商品に興味を持ち、その場で「STORY SHOP」にアクセスしてすぐに購入可能。これにより「雑誌を読んだときの“今すぐ欲しい”」という気持ちを逃さない、新しい購買体験を提供しています。
光文社にとっては、ファッション雑誌を制作・編集するノウハウを生かしながら、EC直結型のビジネスモデルを構築できるメリットがあります。一方のロコンドは、これまで培ってきたECシステムや物流、顧客サポートの仕組みを活用し、プラットフォームとしての存在感をより強めることができます。
3.今後の展開に注目が集まる理由
3月1日発売の『STORY』4月号では「『ページ丸ごと買える!』STORY SHOP開店です!」という特集が組まれ、本誌で紹介されたアイテムをそのまま「STORY SHOP」で購入できるようになりました。読者にとっては、雑誌のコーディネート例をリアルタイムで手に入れられる夢のような企画。
今後も本誌やWeb、SNSなど、あらゆるメディアを横断してECと連動させる方針で、協賛ブランドも順次拡大していく予定です。流行を意識した新作から定番アイテムまで揃うサイトへと成長すれば、40代女性にとって欠かせないオンラインショッピングの場となる可能性があります。
まとめ
ロコンドが培ってきたECの仕組み・顧客サービスと、光文社がもつ『STORY』の編集力・読者への影響力が融合した「STORY SHOP」。読者の購買体験が大きく変わるだけでなく、雑誌が新たな収益源を得るモデルとしても注目を集めています。
これからの雑誌メディアは、単に紙面で情報を発信するだけでなく、オンライン通販と連動しながら読者のライフスタイル全般をサポートする時代に入ったといえるでしょう。今回の協業がどのような成果を上げ、さらにどんな広がりを見せるのか。今後の動向に期待が高まります。